NFTの世界ではたびたび事件が起こります。

先日、たった2日間で取引高が1億2000万円に達したNFTコレクションが爆誕しました。

その名はGhozali Everyday(ゴザリ エブリデイ)

インドネシアの1人の青年が巻き起こした「Ghozali現象」から、NFTの世界でときおり生まれるミームと呼ばれる現象について理解を深めていきましょう。

ミームってなに?

以下はWikipediaからの引用です。

「ミーム(meme)」とは「文化の中で人から人へと拡がっていくアイデア・行動・スタイル・慣習」である

さらに

インターネット・ミームとはこの一般的なミームのコンセプトのうちインターネットの文化と環境に限定された部分にあたる

とあります。

そしてNFTの世界では「一見すると意味のないネタやジョークがユーザーによって拡がっていく」現象がたびたび起こります。

Ghozali Everydayはどんなコレクション?

画像元:https://opensea.io/collection/ghozali-everyday

Ghozali Everydayは巨大なミームを生み出しました。

Ghozali Everydayはインドネシアの青年、ゴザリ君が5年間(2017 – 2021)に渡って自撮りした写真をNFTにして出品したところ一瞬にして完売、それどころか二次流通も活発に行われ、2日間で1億2000万円の取引高を生み出したコレクションです。

とんでもないバズであることがわかりますね。

コレクションの中身は上の画像のとおり、1人の青年の自撮り写真です。それが933枚並んでいるだけ。

ところがこのコレクション自体は完売、そして二次流通も盛んに行われているだけではなく、Ghozali Everydayを発端として世界中で同じような「自撮り」、そして「大量発行」のNFTコレクションが生まれました。

NFTにおけるミームの意味とは?

このGhozali現象を通じて私たちが理解しておきたいこと、それはNFTの世界には「なんか楽しそうだからやってみようよ」というノリと勢いだけで世界的なバズが生まれる可能性があるということです。

役に立つとかお金が稼げるとかいう「実利」だけを求めていても、必ずしも大きなムーブメントにはつながらない。むしろ「こんなのバカらしいw」と思えるものがバズることがしょっちゅうあります。

Ghozali Everydayもこの先ずっと人気のコレクションであるかどうかはわかりません。

そして「ずっと人気であらねばならない」という必要もありません。

Ghozali現象のノリを面白いと思う人がいて、そこから盛り上がりが生まれるのならばそれでいいじゃん、というくらいの出来事なんですよね。

NFTを初めて買う時、どうしても「これって価値あるのかな?」「将来的に価格が上がるものを買いたいな」と思ってしまいがちです。

ですが、そのNFTが将来に渡って価値があるかどうかは誰にもわかりません。

「このNFTが好きだから買う」

「なんだか面白そうだから乗っかってみる」

NFTに関わる際にはこういった姿勢が大事であることをGhozali現象は私たちに教えてくれているのです。