多くの人が大金を稼ぐことを目標にプレイするNFtゲーム。

実際に、月に30万円以上稼ぐサラリーマンもいる中で、Axie Infinityが注目されています。

Axieの魅力は、毎日プレイすることで、ゲーム内のSLPと呼ばれる仮想通貨を得ることができ、それを売却することで稼ぐことができます。

これを利用し、実際にはゲームをプレイせずに稼ぐ人がいます。

今回は自分でゲームをプレイせず、投資対象としてAxieを扱う動きについて解説していきます。

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増えるAxieユーザーとスカラーの実務

Axieユーザーは、現在も増え続けています。

その背景には、スカラーの存在があります。

スカラーとはマネージャーと呼ばれる、投資家のAxieアカウントと初期投資を利用し、プレイするプレイヤーのことを指します。

つまり、代行プレイを行いその活動で得たり利益を、マネージャーと分配することで、初心者が必要な初期投資を抑えることができます。

実際に始めるには、相場にもよりますが約5万~10万円の初期投資が必要であり、軽い気持ちで始めるには、かなり手厳しいハードルがあります。

そのため、マネージャーという存在があれば、誰でも始めることができる上に、自己出費がなくとも、スタートできる利点があります

既存のゲームであっても、代行プレイによって利益を得ているユーザーや、クリアできないダンジョンを代わりにプレイしてもらうことなど、割と想像しやすいのではないでしょうか?

しかし、スカラーには注意すべき点があることを知っておきましょう。

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契約と規制の脆弱性について

スカラーになっている、または、始めようとする時には、注意すべき点が3つあります。

注意すべき点は以下の通りです。

・スカラー行為自体が法的な規制対象になりづらいこと

・マネージャーとの契約は規制対象ではないこと

・Axie内には第三者がプレイしてはいけない、プレイした場合のペナルティが存在しないこと

つまり、要点をまとめると、

『スカラー行為自体が法的に触れるものでもない上、プレイする上でも問題にならないが、契約内容もしっかり守られるとも限らない』

と、いうことです。

スカラー自体がNFTの投資対象となっている上で、今後もユーザーはさらに増えることが予想されますが、利益の未払いなどの問題も発生しています。

しかし、前述通り規制される対象にも、ならないことが多いので、初期投資がないというメリットの反面、実施した成果が受けられないリスクの側面もあるのです。

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リスクには要注意

スカラーのように代行して稼ぐことは、NFT市場において成り立っている事実もありますが、実態としては違うリスクが伴っています。

Axieでスカラーを始めるにあたっては、初期投資を準備できない人や、とにかく始めてみたい人にとっては、一見メリットだけの様に感じます。

しかし、メリット以外にリスクがある側面を、十分に理解した上で、自己の判断によってプレイすることが求められます。

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