こちらの記事はこんな方におすすめです!

・日本企業のNFT参入事情についてより詳しく知りたい人

・どんなゲーム会社が今NFT業界に参入しているのか、その詳細について知りたい人

今、日本では様々なゲーム会社がNFT業界に参入して、コンテンツの販売などを行っています。

こちらの記事では、どんな会社がどのようにNFT業界に参入しているのかをご紹介していこうと思います。

1. スクウェア・エニックス

スクウェア・エニックス(以降スクエニ)は自社コンテンツであるゲーム”ミリオンアーサー”のNFTシール、「資産性ミリオンアーサー」の提供を2021年10月に実施しています。

こちらのコンテンツでは、キャラクターのデフォルメイラストが描かれたものと、漫画の1コマを切り出したものの2種類のコンテンツが販売されています。

NFTシールを購入してくれた人が背景や枠などをセレクトして、自分だけのアートを生み出して、自分が所有しているという気持ちを増幅させてくれます。

また、NFTシールを集めると独自ポイントの「OMJ」が集まり、特別なサービスを受けられるようになっています。

このように、購入した人が自分のNFTをデザインしたり、独自のポイントがあるとより楽しめるような仕組みを利用して、コンテンツの売り上げ向上を図っているのが分かりますね。

参考リンク

2. コナミ

最近NFT事業に参入したゲーム会社がコナミになります。

本年度で発売35周年となった名作シリーズ「悪魔城ドラキュラ」シリーズのアートや、初代作品の戦闘シーンなどの計14作品になります。

openseaでオークション形式で販売された作品のうち、最高額のものはなんと、最高金額2万6000ドルで購入されました!

海外でも人気の初代作品のドラキュラ城のイラストであり、世界レベルで人気のある作品の強さが伺えますね。

参考リンク

このように、日本国内のゲーム会社が様々な形でNFTへの参入を開始しています。

一方で、ゲーム内にNFT要素を組み込もうとした人気ゲーム「STALKER2」や、ゲームではないものの人気アイドルグループ「BTS」の所属事務所のハイムのように、NFT業界の参入をファンに反対された団体もあるため、コンテンツ販売以外の形でNFTにどのように参戦してくるかはまだ計り知れない点があると言えるでしょう。

まとめ

・スクエニやコナミなどの様々な日本のゲーム会社がNFTコンテンツの販売を開始している

・しかし、NFTをゲーム作品自体に組み込む事に対しては反対意見を持つ人もいるので、今後のゲーム業界とNFTの関係性についてどのように変化していくかは計り知れない

日本のゲーム業界は世界でもかなりの力を持っているため、NFTとゲームの融合は大きな利益を上げる確率が高いと言えます。

しかし、反対する人間もいるためそのような人たちが納得するようなコンテンツについて、分析していく必要があるでしょうね。