「NFTのアート作品が人気だったりNFTゲームがはやり始めたりしているのは知っているけど、結局NFTがなんの役に立つのかイマイチよくわからないんだよなあ。アートとかゲーム以外に使える場面ってあるの?」

NFTに関心はあるけど、本当にこの先も伸びる産業なのか信じられない。

こういった人に多い意見として「NFTはビジネスにおいて実用化されうる技術なのか」「早い話、本当に役に立つのか」というものがあります。

新しいテクノロジーなので可能性は未知数ですが、実際のところNFTはすでに多くの場面で活用されています。

その具体例としてこの記事では「NFTとチャリティー活動はとても相性がよい」という点について、特にNFTの技術的な側面からお伝えします。

チャリティー活動の具体例と見えざる問題点

簡単に「チャリティー活動とは何か?」をおさらいしておきましょう。

チャリティー活動の具体例としては以下のようなものがあります。

・募金

・バザーやオークション

・コンサートやダンスイベント

いずれの場合も、活動を通じて集まったお金は公益性の高い活動や社会問題の解決に使われます。

基本的にはチャリティー活動によって集まったお金は本来の目的を果たすために正しく使われているはずです。

でも、このように思ったことはありませんか?

例えばコンビニのレジ横においてある募金箱に募金をした場合などです。

「いま自分が募金したこのお金、本当にちゃんと使われてるの?」って。

極端な話ですが募金を集めている側が組織ぐるみでウソをつけば、募金によって集まったお金を不当に中抜きすることは可能ですよね?

チャリティーの場合も同様。

つまり本来の目的のためにお金を使わず、チャリティー団体が潤うためにお金を集めるということもできてしまいます(実際にそのような団体があるかないかという議論はしませんが、世界中を見渡せばゼロではないでしょう)。

このようにチャリティー活動が正しく運営されているのかという点にはかなりの不透明性があります

ブロックチェーンがこの問題を解決する!

この問題を解決できるのがNFTです。

厳密にはNFTに使われている技術「ブロックチェーン」が解決してくれます。

具体例をあげて説明していきます。

NFTはアート作品としてすでに価値が認められています。

したがって現物の絵画と同じように、NFTのアート作品がチャリティーオークションの出品物になりえます。

そしてオークションの結果、無事に落札され収益が生まれたとしましょう。

このとき落札された金額は、落札者のウォレットからチャリティー団体のウォレットに仮想通貨として直接送られます。

この仮想通貨のやりとりはブロックチェーン上に刻まれ、誰も改ざんすることが出来ません。

加えてもしチャリティー団体が受け取った金額の一部を中抜きしようとした場合、その履歴もブロックチェーンに残り、これもまた絶対に改ざんできません

「ネットワークに刻まれた情報は未来永劫残りつづけ、なおかつ誰も改ざんできない」というブロックチェーンの透明性のおかげで、不正が行われても絶対にバレることになります

このようにNFTを活用することで「チャリティー活動の透明性を高め、不正が起こらないような仕組みをつくる」ことができるのです。

透明性以外にもNFTを利用するメリットは多い

取引の透明性以外にもNFTをチャリティーに活用するメリットはあります。

・仮想通貨ウォレットを保有していれば世界中の誰でもチャリティーに参加できる

・人気のNFTは値段が上がりやすく、寄付金も高額になる

・転売された際にもチャリティー団体に手数料として寄付金が入る

このように、NFTだからこそ実現できる新しいチャリティーのありかたが生まれつつあります。

NFTの実用という観点ではチャリティーはとてもよい事例です。興味が湧いてきた方はより具体的なチャリティー活動の事例を探してみてはいかがでしょうか。