・PENTAってどんなプロジェクトなの?

・PENTAは今後どんな仕組みで動いていくの?

・聴くだけで稼げるListen to Earnは安全なの?

4月25日にTwitterにてローンチする前に情報が公開された『PENTA』という新しいプロジェクト。

PENTAに対するTwitterでの印象はプラスのものや、STEPNと「上手く差別化しつつ進化させているプロジェクト」というものが多いです。

この記事では新たなWeb3.0 Music Playerとして開発された「Listen to Earn」である『PENTA』について、解説していきます。

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【Listen to Earn】PENTAとは

簡単に説明するとPENTAは、STEPNの音楽を聴くバージョンです。まずはPENTAの基本的な情報をまとめた上で、STEPNと比較し解説していきますね。

名称PENTA
チェーンAster Network
開発者@masatojames
公式Twitter@penta_web3
公式DiscordPENTAのDiscordはこちら ※Discordが開かれます
ホームページ4/26現在なし
PENTAのツイッター

上記のとおりで、ホームページは見つかりませんでした。そのため、現状は開発者の人間性で判断しなければいけません。そこで開発者の個人インタビューもあるので、参考にしてみてください。

≫開発者「堤 真聖(つつみ・まさと)」さんのインタビューはこちら(※PENTAとは関係ありません)

画像元:上記サイトより

そう。なんと開発者は日本人なんです。

関連記事:「STEPN」ってなに? 歩いてお金(仮想通貨)が稼げる「Play to Earnアプリ」 稼ぐ方法、始める方法を6ステップでわかりやすく解説

次にSTEPNと比較してみましょう。

STEPNと比較

PENTAとSTEPNの異なるポイントは、Spotifyとウォレット(メタマスク)を連携させることで、報酬を得られる仕組みになる点です。その他はあまり変わらないので、比較してみると下記のとおり。

・稼ぎ方:Move to Earn→Listen to Earn

・必要NFT:スニーカー→Headphone

・チェーン:Solana→Aster Network

Listen to Earnについてはあまり解説せずにも理解できるかと思うので、まずはHeadphone NFTについて解説していきましょう。

Headphone NFTとは

STEPNみたいに再生時間に応じて消耗し、Repair(修理)も必要

PENTAではHeadphone NFTを使用し、音楽を再生することでトークンを獲得可能。

そしてSTEPNのスニーカーと同様に、再生時間に応じてHeadphoneも消耗していきますそのため、Repair(修理)も必要です。

またHeadphone NFTにもレベルがあり、レベルやレアリティ、ジャンルによって獲得できるトークンの量が異なります。

さらにPENTAではHeadphone NFTをMintし、使い、売り、修理し、育てることが可能。

しかし、PENTAは「音楽を聴くだけで稼げてしまう」ため、バックグラウンド再生して放置するだけで稼げるのでは? という問題もあります。

この問題に対しては、NFTごとに1日に稼げる量が決まっており、NFTと聞く曲の相性に報酬額が変動すると発表しています。

気になるHeadphone NFTの価格は、まだ決まっていません。楽しみに待っておきましょう。

関連記事:【SLEEP to EARN】寝ながら稼ぐ「SleepFuture」|NFT発売は間近

Aster Networkとは

まずはAster Networkの基本情報をまとめます。web3に詳しい方なら渡辺創太氏率いるaster Networkと言えばすぐに理解いただけるかもしれません。

貨名Aster
ブロックチェーンAster Network
シンボルASTR
公式サイトhttps://astar.network/
開発社Stake Technolosies
ASTER NETWORK
渡辺創太氏

Aster NetworkはPolkadotをさらに強化させることができるブロッックチェーンです。

Polkadotは、拡張性(スケーラビリティ)を司るスマートコントラクト機能は持っていません。そこで、Polkadotにスマートコントラクト機能を提供したのが「Aster Network」です。

つまりAster Networkは、Polkadotの「スマートコントラクト・ハブ」と言われており、Web3.0を牽引するブロックチェーンとも言われています。

また、PENTAを見極めるポイントのひとつにAster Networkの特徴を挙げてみましょう。Aster Networkの最大の特徴は「パラチェーン」です。

パラチェーンとは、Polkadotに接続できるブロックチェーンのことを指し、Polkadotに接続できるブロックチェーンの最大数は100個までと設定されています

ではPolkadotのパラチェーンであると、どんな利点があるのでしょうか。

その利点は、Polkadotのパラチェーンとなることで「DeFiなどに関連するプロジェクトに対する需要を満たすことができること」です。

ここでは開発者のツイートを引用して理解を深めましょう。

上記のとおりで、PENTAとAster Networkの相性はいいことがわかりますね。

また、Aster NetworkはEVM(イーサリアム仮想マシン)とWASM(Web Assembly)の両方に対応。EVMとWASMについてはググってみてください。

このふたつに対応しているため、以下の2つのことが可能になります。

・イーサリアム上で作成したスマートコントラクトを移植すること

・Polkadot上で新しいスマートコントラクトを構築すること

この特徴を使ってPENTAは、5月7日にイーサリアムのRinkebyテストネットでプロトタイプ版がリリースされるようです。

PENTAについての基本情報は上記のとおりですね。では次に、ロードマップについてまとめていきましょう。

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PENTAのロードマップ

引用:PENTA公式スレッド

現在決まっている日程は5月7日にプロトタイプ版、お試し版でリリースされることのみです。その後に上記のロードマップに沿って進められていく予定。

ここで注目すべきことは「オリジナルトークン」の用途です。

オリジナルトークンはプロトタイプ版が終了し、β版がローンチされる際にプロトタイプ版の獲得ETHに応じたオリジナルトークンが配布されるようです。

プロトタイプ版はNFT100個と10ETHの分配で終了。このオリジナルトークンがガバナンストークンとして使われるのかどうかが注目ですね。

では最後にまとめましょう。

関連記事:Play to Earnのコインが日本初上場 「DEAPcoin(DEP)」とPlayMiningで遊べるNFTゲームを解説

【まとめ】Listen to Earnを実現するPENTA

今後のPENTAに注目

ここまでPENTAについての情報をまとめてきましたが、まだまだ情報が少ないのが現状ですね。

普段Spotifyを利用して、勉強や仕事をしている人にとってもいいプロジェクトだと思います。

さらに、PENTAが実現することで音楽業界がさらに盛り上がり、才能の取りこぼしが少なくなりそうで楽しみですね。

また、ただ聴いて稼ぐだけではなく、最終的に「3Dアバター」が生成されるようになれば、聴き手も楽しめるコンテンツが増えていくでしょう。

まだまだこれからなプロジェクトなので、続報を待ちましょう。

≫PENTAの公式Twitterはこちら(※Twitterが開きます)

最後までご覧いただきありがとうございます。仮想通貨は余剰資金で遊びましょうね。