みなさんは、ゲームで遊んでいて、時間を忘れて熱中してしまったり、普段の生活の中でもゲームのことを考えたりしてしまったことはありますか?
僕はあります。
古いところで言うと、ポケットモンスターです。
僕が小学生くらいのころは、ルビー・サファイアやファイアーレッド・リーフグリーンなどが出たりしていた時期で、自分の部屋で夜遅くまで遊んでいて、それが親に見つかって、ゲームボーイアドバンスを没収されたということがありました。
最近で言うなら、モンスターハンターでしょうか。
やる時期が少し遅めではあったのですが、大学生のころに2ndGというタイトルで遊んでいて、熱中しすぎて本来やるべきテスト勉強やレポートをおろそかにしてしまって、単位を落とすということもありましたね。
何が言いたいかというと、このふたつに共通しているのはゲームをすることが日常生活に良い影響を与えなかったということです。
しかし、今、時代が変わりかけていて、ゲームをやることが日常生活に良い影響を与えるということも多くなってきています。
どんな良い影響があるのかというと、具体的には、日常生活で使えるお金を稼ぐことができるということや、ゲームをやることで自分自身が健康になれるということです。
これが、最近いろいろなところで目にする機会が多くなった、Play to Earn(遊んで稼ぐ)やMove to Earn(動いて稼ぐ)というしくみです。
「ゲームだけやって生きていけたら良いのになぁ」と考えている人にとっては、すごく楽しい時代がすぐそこまで来ているわけですね。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんなPlay to Earnのゲームの中でも注目度の高い、「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」について解説していきたいと思います。
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The Sandboxとは
The Sandboxはもともと、2012年にモバイル向けに開発された、2D空間を作って共有して遊べるというコンセプトのゲームでした。
今でもGoogle Playストアなどで検索すると出てきますね。
それが人気になったり、ユーザーが離れたりしながら、紆余曲折を経て、現在は3D空間を作って共有して遊べて「稼げる」PCゲームに進化しました。
実際のゲーム画面がこちらです。
見た目については、立方体のボックスを組み合わせることで、地形や建物、アイテムが形作られていて、その3D空間の中で自分のアバターを操作していきます。
既存のゲームで例えるなら、マインクラフトをイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。
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現在の動作環境はPCのみで、スマホではプレイできないため、操作には若干の慣れが必要です。
僕も実際にやってみたのですが、キーボードのA、S、D、Wでアバターを操作したり、マウスやタッチパッドで視点を変えたりするのが、最初のうちは難しかったですね。
言語設定は英語なので、キャラクターが何と言っているか分からなかったりすることもあるのですが、ゲームを進める上での問題は今のところ無かったです。
気になった時に単語の意味を調べたりすれば、英語の勉強にもなって良さそうですね。
アルファ版シーズン3について
現在The Sandboxは、正式版がまだリリースされておらず、アルファ版として試験的に運用されている段階です。
アルファ版シーズン1(2021年11月29日から1ヶ月間)では、18個の体験をすることができました。
アルファ版シーズン2(2022年3月4日から1ヶ月間)では、35個の体験をすることができたようです。
そして、今回のアルファ版シーズン3では、90個もの体験ができるとのことです。
期間も少し長くて、2022年8月24日から11月1日の22時までの約10週間となっています。
ただ、ひとつだけ注意点があって、日本在住の方は、プレイ自体は問題なくできますが、肝心の稼ぐという部分に関しては、リーダーボードに参加できないので、まだ報酬が受け取れないということになっています。
でも、The Sandboxの公式ツイッター(日本)を見ると、シーズン3の期間中にプレゼント企画をやっていて、4%くらいの確率で100SANDがもらえるみたいなので、参加してみてもぜんぜん損はないかなと思います。
SANDというのは、The Sandboxのゲーム内のお金で、日本円に換金することもできます。
現在(8/31)の価格で1SAND=133円なので、100SAND=1万3300円になります。
ちなみに僕も参加しましたが、当たるかなと思いながら待っているのが楽しいですね。
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おすすめの遊び方
実際にゲームをプレイするだけでも楽しいのですが、The Sandboxのメインコンセプトは「作る」というところにあります。
The Sandbox内で公開するゲームや3D空間を自分で作ることができたり、使用するアイテムや建物、アバターなども作ることができたりします。
ゲームを作る際は「Game Maker」というツールを使います。
こちらのツールに関しては、アルファ版のシーズン中でなくても普通に使えますし、以下からダウンロードして、アカウントを作るだけで、無料で使い始めることができます。
https://www.sandbox.game/jp/create/game-maker/
実際のGame Makerの操作画面がこちらになります。
最初は上側の真ん中にあるテンプレートのタブからチュートリアルを順番に選んでプレイしていけば、だいたいの作り方はわかると思います。
ちなみにこちらはチュートリアルのプレイ中の画面です。
右側に出ているWIN CONDITIONという文字の下に書かれているのがクエスト達成の条件で、奥に見える木にたどり着いたら達成という感じで、クエストを自分で作ったりすることもできるようですね。
他にもいろいろあって、マグマに落ちたらゲームオーバーとか、トロフィーをゲットしたらゲームクリアとかがあるみたいですね。
そのあたりを自分で考えたりしながら、ゲームを作っていくのがすごく楽しいです。
プレイ画面からエディットの画面に戻りたい時は、キーボードのTABキーを押せば切り替えができます。
僕は最初、どうやって元の画面に戻るのかわからなくて、ゲームの世界に閉じ込められた気分になりました。
これを読んだみなさんは、きっとゲームの世界に閉じ込められるといったことがないと思うので、安心してゲーム作りを楽しんでいただけたらなと思います。
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まとめ
今回は、Play to Earnのゲームとして注目度の高いThe Sandboxについての解説と、おすすめの遊び方を紹介しました。
The Sandboxは、日本ではまだ稼げないゲームですが、稼げないタイミングだからこそ準備をしておくことで、将来のリターンが望めます。
SANDというゲーム内のお金を受け取るためには、コインチェックという銀行の口座や、MetaMaskという財布が必要になってきます。
コインチェックの口座開設方法とMetaMaskの作成方法は、以下記事で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
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