2023年1月に入り、リリース後も地道に活動を続けてきた「わふくジェネ」のフロア価格が急上昇しています。
昨年末までは0.1ETH(約17,000円)以下で推移していた価格が、0.5ETH(約85,000円)付近にまで急騰しました。
現在は少し落ち着き、0.35ETH前後(約60,000円)となっています。
これに伴い、売買も活発になり、再び大きな注目をあびることとなりました。
そこでこの記事では、再び注目を集めた「わふくジェネ」と「セカンダリ文化」について
・わふくジェネが急騰した理由
・わふくジェネ、次の注目イベント「冬のころもがえ企画」
・まとめ、「セカンダリ文化」でNFTを買うときに見るポイント
を順番に解説します。
「わふくジェネ」が再び注目をあび、価格が急騰
出典:https://opensea.io/collection/wafukugen
わふくジェネ高騰の要因について、
・わふくジェネのこれまでの活動実績
・セカンダリ文化のトレンド
の視点から順番に解説していきます。
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わふくジェネのこれまでの活動実績
わふくジェネとは、8月末に発売された11,111点のジェネラティブNFTコレクションです。
NFTとしては珍しく、和服を着た美少女が描かれたイラスト作品と音楽作品をかけあわせたコレクションになっています。
これまで、ファウンダーのSOLO氏を中心に、コミュニティ活動をコツコツと継続してきました。
なかでも大きなイベントは
・10月、わふくジェネの20キャラクターへの名前募集企画
・10/9(日)、わふくジェネの親コレクション「Crypto”WAFUKU”NFT」の1周年記念企画として、2次創作コレクション「NAGOMI – WAFUKU kids -」をフリーミントでリリース
・11/3(木)、NFTの交換機能を使った「秋のころもがえ&おでむかえ」イベント
・12月、小説プロジェクト「SHIROHA」が始動。1/7(土)に制作発表会を開催
・1/1(日)、新年企画としてSBT「暦〜Koyomi~」のリリースと3Dアバタープレゼント
その他、NFT関連のコンサルティング事業をスタートさせたり、運営チームによるTwitterスペースが毎日開催されたりと、実直にコミュニティ活動を続けてきています。
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セカンダリ文化のトレンド
2023年1月から「セカンダリ文化」のトレンドが生まれつつあります。
「セカンダリ文化」とは、すでにリリースされているNFTの中から、コミュニティの盛り上がりや運営状況などを参考にしながら、NFTを購入しようという動きのことです。
これまでの国内NFT市場では、新規プロジェクトの情報を追いかけ、AL(アローリスト、優先購入権)をゲットして「新発売のNFTを安く買う」という動きが主流となっていました。
しかし、現在は国内だけでも100以上のジェネラティブNFTが誕生しており、リリース後の運営力、コミュニティの盛り上がりにも徐々に明暗が分かれてきています。
そんな中、
・リリース後もしっかりと運営されているか
・将来的に期待がもてそうなコレクション
・居心地のいいコミュニティであるか
などをしっかりと見定めてからNFTを購入しよう、という動きが「セカンダリ文化」なのです。
その「セカンダリ文化」の先駆けとして、わふくジェネがNFT系インフルエンサーのイケハヤ氏に再度取り上げられたこともあり、フロア価格が急騰することとなりました。
イケハヤ氏、わふくジェネに関する応援・解説ツイート
「わふくジェネ」次の注目イベント「冬のころもがえ企画」とは?
10月に開催された「秋のころもがえ・おでむかえ」企画に続き、1/29(日)に「冬のころもがえ」が開催されます。
「冬のころもがえ」とは、自分の持っているわふくジェネの女の子たちを衣替えさせて、新たなイラストデータに変化させるイベントです。
1ウォレットあたりでころもがえができる数には限りがあるため、前回の秋のころもがえが済んでいる個体は希少性が高く、フロア価格よりも高値で取引されています。
冬のころもがえのイベント詳細は以下のとおりです。
条件① | 秋のころもがえ or おでむかえ参加者 |
条件② | 12/1(木)0:00〜12/31(土)23:59 わふくジェネ購入者 |
条件③ | 1/1(日)0:00〜1/22(日)23:59 わふくジェネ購入者 |
①~③は重複が可能で1ウォレットあたり最大3点までとなっています。
1/22(日)までにわふくジェネを購入すれば冬のころもがえに参加できるため、わふくジェネが気になっている人はこのキャンペーン期間内の購入も検討してみましょう。
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まとめ、「セカンダリ文化」でNFTを買うときに見るポイント
今後、わふくジェネのようにリリース後の動きが再評価されて、売買が盛んに行われいくNFTコレクションが増えていくでしょう。
実際に、わふくジェネ高騰の影響を受けてか、2022年に発売され、コツコツと運営されてきた以下のNFTコレクションもフロア価格の上昇がみられました。
・KAMIYO
OpenSea:https://opensea.io/collection/kamiyo
・ShikibuWorld(しきぶちゃんジェネ)
OpenSea:https://opensea.io/collection/shikibu-world
・TokyoAlternativeGirls(TAG)
OpenSea:https://opensea.io/collection/tokyo-alternative-girls
セカンダリ文化のトレンドに乗ってNFTコレクションを購入するときは
・コミュニティ内で交流が盛んに行われ、定期的にイベント等も打ち出されているか
・運営やファウンダーがSNSや音声発信を継続的にできているか
・OpenSeaでの売買が少しずつでも行われているか
などに注目しつつ、多くの人に応援されるようなプロジェクトを選ぶことが大切です。
新たに発売されるNFTにもアンテナを張りつつ、既存のコレクションの動向も気にかけ、より魅力的なNFTを選び、楽しんでいきましょう。
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