OpenSeaでNFTを買う時にガス代が高いと感じませんか?イーサで買うと高くなってしまいますよね。
しかし、ポリゴンで買えばガス代が格段に安くなります。
なぜポリゴンで買うとガス代が安くなるのでしょうか?
そもそも、「ポリゴンってなんだろう?」と思ったかたは、記事を読んで下さい。
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ポリゴンとは
ポリゴンは、イーサリアムという土台の上にあるレイヤー2スケーリングソリューションです。
分かりやすくすると、イーサリアムの規模を拡大するために、イーサリアムの課題を解決するプロジェクトです。
このため、ポリゴンはイーサリアムのブロックチェーンを使って機能するようになっています。
イーサリアムブロックチェーンは成長するとともにネットワークの速度が遅くなり、運用コストが高くなっています。
それを解決するために考えたのが、ポリゴンです。
OpenSeaでは、イーサでの販売がグレーのアイコン。ポリゴンでの販売は紫となっていて、最初に見たときは、意味が分からなかったのを覚えています。
下記がポリゴンの公式サイトです。
公式サイトでは、「Bringing the world to Ethereum(イーサリアムを世界に普及させる)」とトップページに記載されております。
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ガス代
2021年12月でイーサリアムのブロックチェーンでは、1秒間におおよそ14件の取引ができており、取引には25ドル(約2,500円)のガス代がかかっておりました。
さらに、このガス代はネットワークの混雑状況によって変動して、高騰することもあります。
2020年5月には71ドルまで高騰しました。
イーサリアムに対して、ポリゴンは、1秒間におおよそ6万5,000件の取引が出来て、取引は1セント(約1円)未満のガス代です。
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ポリゴンの取り組み
・2021年8月
「ゼロ知識証明」という技術開発を推進するとして、12月にゼロ知識証明を開発するために「Mir」の買収を発表しました。
ゼロ知識証明はパスワード不要でログイン出来る技術です。すごいことをやろうとしています。
・2022年1月10日
更なる進化を遂げる「Plonky2」の内容を発表しました。
既存の処理速度よりも100倍早めることができると説明されています。
・2022年2月7日
プライベートトークン販売で約520億円の資金調達をしたと発表しています。
プライベートトークンの購入者はソフトバンクを含める投資家です。
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まとめ
・ポリゴンはイーサリアムの不具合を解決するために出来た
・ポリゴンはネットワークの処理速度が速いため、ガス代が安くなる
・更なる進化をするために、資金調達をしているポリゴンの将来は有望