こちらの記事はこんな人におすすめです。
・初心者でイーサリアムのガス代が何か分からない
・可能な限り節約してNFTを買いたい
ガス代とは手数料
最初にざっくりいうとガス代というのは仮想通貨ETHを送るときの手数料です。
例えばあなたが1枚のNFTを買う時を想像してみましょう。NFTを購入するにはETHという仮想通貨を使って支払います。
この場合ETHをNFT販売者に送ることになり、送金手数料としてガス代が発生するというイメージです。
他にもガス代はETHをただ送金するときや違う通貨と交換するときなどにも発生します。
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イーサリアムを維持する人への報酬
ここでまで分かると「ガス代は誰に対して支払っているのか?」気になりますよね。
ざっくりいうと、ガス代はイーサリアムのブロックチェーンを維持している人の報酬になっています。
実はNFTを売買するイーサリアムという仕組みを成り立たせるために、誰が誰にETHを支払ったのかという取引履歴を全て台帳に記録する事になっています。
この記録は無数のコンピューターが繋がって行われています。そのコンピューターを管理する人に対する報酬としてガス代が充てられます。
イーサリアムを使いたい人と維持する人がWin-Winの関係になっていると捉えると分かりやすいですね。
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ガス代はいくらぐらいするの?
ガス代はETHの相場と時間によって違い、だいたい2,000円から1万円の間です。
この画像はNFTを購入時の確認画面。
「gas fee」 とうのがガス代です。0.00763ETHというのがその価格。
日本円に換算すると2700円ぐらいです。
NFT初心者の方は「なんでそんなに幅があるの?」と思うかもしれません。
実はガス代の価格はイーサリアムの需要と比例関係にあります。
つまり、イーサリアムを使う人が多いほど高くなり、少ない時間は安くなります。
だから安い時間をある程度狙ってNFTを購入すればETHを節約することができます。
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安い時間時は10時~13時
ここからは参考値ですが、私の検証結果をお伝えしますね。
ガス代が安い時間帯は午前の10時から13時、日本円で2,500円ぐらいまで下がります。
それ以降はだんだんと上がっていくイメージで、日付が変わるころになると8000円とかなり高くなるようです。
下の画像のように同じNFTが買えなくてもガス代が安くなるのを待てば買えるという場面もあります。
この日は最大で5000円以上差がありました。
真夜中は仮想通貨取引が盛んなアメリカの時刻で昼間にあたり、イーサリアムが混雑するからガス代が高くなるのだと思われます。
逆にアメリカの夜中はイーサリアムの混雑が緩和するので比較的ガス代も安い時間帯なんですね。
だからどうせ同じNFTを買うなら午前中をおすすめします。
- 「仮想通貨はじめて」の人にもわかりやすい
- 画像多めで簡単に解説
ガス代って何?まとめ
・ガス代は取引お手数料で、イーサリアムのシステムを管理している人の報酬になっている
・イーサリアムの取引量とガス代は比例関係にある
・午前中10~13時が安く、夜中は高くなる
ガス代はNFTの取引をするときに切っても切れない存在。少し時間をずらすだけでも資金の節約になります。上手く資金を浮かせられれば別なNFTを購入することもできますので、どうぞお試しくださいね!