2022年9月時点で、STEPNは「GMTアーニング」と呼ばれる新しい機能が実装され、再び盛り上がっています。
全盛期の異常な盛り上がりを見せているわけではなく、NFTゲームとしての仕組みづくりを着実に進めている印象です。
いきなり爆益を狙える環境ではありませんが、初心者の方でもリスクを抑えて気軽に始められる環境も整ってきているように見えます。
この記事では、以前の記事で解説した「STEPNを始めるための準備段階」を終えた方に向けて、より具体的に「STEPNをプレイするために必要な知識」について解説します。
【以前の記事】「STEPN」ってなに? 歩いてお金(仮想通貨)が稼げる「Play to Earnアプリ」 稼ぐ方法、始める方法を6ステップでわかりやすく解説
STEPNのアプリや暗号資産の準備がまだの人は、ぜひ以前の記事からご覧ください。
ここからは、STEPNのWalletに暗号資産(SOL)を用意できたことを前提に解説していきます。
関連記事:「ジョブトライブス(JobTribes)」ってどんなゲーム? 内容や特徴、始め方や稼ぎ方、初心者~中上級者までの攻略方法を詳しく解説します。
NFTゲームのWalletについて理解しよう
STEPNに限らず、NFTゲームと呼ばれるジャンルのゲームには、ゲーム内で用いるNFTと暗号資産を保管しておくための「Wallet」と呼ばれるデジタルの財布が存在します。
STEPNのアプリにもWallet機能が備わっており、以下の流れで確認できます。
STEPNのWalletの確認の仕方
まずはSTEPNのアプリ画面を開きます。
次に、画面右上の赤枠で囲んである部分をタップします。
すると、「Spending」と呼ばれる、一時的に暗号資産をプールしておく画面が開くので、ここで赤枠の「Wallet」をタップします。
上記の画面でパスコードを入力します。
パスコードを入力すると、Walletが開きます。
国内や海外の暗号資産取引所から送金したSOL(あるいはBNB、ETH)はここに着金します。
関連記事:STEPNで獲得したGSTの使い道は? 目的別に3つの賢い活用術を画像付きで紹介
SpendingとWalletの機能と役割
STEPNには暗号資産やNFTを保管しておく機能として、すでに確認したとおり「Spending」と「Wallet」の2つの機能があります。
これらの役割について理解しておきましょう。
Walletの機能
まずWalletですが、これはSTEPN以外の「外部の暗号資産取引所や暗号資産ウォレット」との資金のやり取りに用います。
外部の暗号資産取引所から送った資金は、STEPNのアプリ側ではまずWalletに着金します。
また、STEPNで稼いだ暗号資産を外部に出金する際も、このWalletに保管されている資金を送金することになります。
逆に、Spendingに保管されている資金は外部に送金することはできず、送金したい場合は一旦Walletに資金を移し替える必要があります。
次に、Walletが持つもう1つの機能は暗号資産の交換機能です。
STEPNで稼ぐことができる暗号資産のGST(Green Satoshi Token)は、多くの場合、そのまま外部の暗号資産取引所に送金することが困難です。
そこで、事前にSTEPNのアプリの中でGSTをUSDCやSOLなど、外部の暗号資産取引所でも取り扱いが可能な銘柄に交換しておく必要があります。
その機能を担うのがWalletです。
Wallet内では、ある暗号資産を別の暗号資産に交換することができます。
一方、Spendingに保管してある資金は、Spending内では他の暗号資産に交換できず、やはり一度Walletに移し替える必要があります。
Spendingの機能
次にSpendingの機能です。
SpendingはWalletとは異なる暗号資産とNFTの保管場所です。
このSpendingという場を使ってNFTシューズを購入したり、NFTシューズを合成(ミント)したり、GEMと呼ばれるアイテムNFTを合成したりなど、NFTの生成や消滅を伴う行為を行うことができます。
購入したNFTシューズやGEMは、WalletではなくまずSpendingに保管されますし、稼いだGSTもSpendingに貯まっていきます。
つまり、Wallet以上にSTEPNの中における「財布的な機能」として頻繁に利用するのがSpendingです。
一度STEPNをプレイしてみれば、WalletよりもSpendingの中で暗号資産やNFTを取り扱うことの方が多いことに気づくでしょう。
関連記事:STEPNで稼いだGSTを日本円に戻す方法 手順を画像付きで具体的に解説
ガス代は絶対に残しておけ!
STEPNをプレイしている間は、基本的にSpendingを使用する時間の方が長いです。
しかし、稼いだ暗号資産を出金するためにSpendingからWalletに移したり、逆に追加でNFTシューズを購入するためにWalletからSpendingに資金を移動させたりなど、STEPNをプレイしていれば必ず両者の間で資金を移す場面が発生します。
その時に注意しておかなければならないのは、ほとんどの資金移動の際には「ガス代」がかかるということです。
ここからはガス代について解説します。
ガス代のために少量の暗号資産を残しておく
ガス代は、暗号資産の送金や交換、NFTの送付時などにかかる手数料のようなものです。
細かい仕組みは理解しなくてもSTEPNのプレイに差し支えはありませんが、1点だけ絶対に注意して置かなければならない点があります。
それは、「ガス代の支払いのために、少量の暗号資産は必ず残しておく必要がある」ということです。
たとえば、Walletの中に100SOLと100GSTが入っているとします。
ここで、まずSOLをWalletからSpendingに移したとしましょう。
この時点で、Wallet内のSOLの残高はゼロになっています。
そしてこの後で、GSTをWalletからSpendingに移そうとすると、「ガス代として用いるSOL」の残高がないため、GSTを移動させることができなくなってしまいます。
この場合、少量のSOLをSpendingからWalletに戻すか、追加のSOLを外部の暗号資産取引所から入金する必要があります。
また、逆にGSTをガス代として消費する場面もあります。
したがって、「いつ、どの種類の暗号資産で、どれくらいのガス代を支払うのか」をまだあまり理解できていないうちは、各暗号資産の残高をゼロにする行為(=全額を移動させたり出金したりするなど)は控え、少量を残しておくようにしましょう。
なお、STEPN内で用いられる暗号資産はGST、GMT、USDC、そしてチェーンごとの通貨(SOL、BNB、ETH)です。
このうち、ガス代として利用する可能性があるのはGST、及びチェーンごとの通貨です。
GMTとUSDCについては今のところガス代という観点では、残高がゼロになることを気にする必要はありません。
ガス代はなぜ発生するのか?
「ガス代とかめんどくさいなぁ。なんとか支払わずに済む方法はないの?」と思う人もいるかも知れません。
しかし、ガス代の支払いは避けることができません。
ガス代とは、ブロックチェーン上でなんらかの取引を行う際の手数料にあたるものです。
「なんらかの取引」とは、暗号資産を送金する、NFTを購入する、というように、ブロックチェーン上で資産を動かすような行為を指します。
STEPNに限らず、暗号資産やNFTをブロックチェーン上で動かす場合は必ずかかりますので、他のNFTゲームをプレイする際、あるいはNFTマーケットプレイスでNFTを購入する際なども、あらかじめWalletに少量の暗号資産を用意しておきましょう。
関連記事:イーサリアムのガス代ってなに? ガス代を安くするには10時~13時を狙おう(私の検証結果で解説)
NFTシューズの選び方と買い方
WalletとSpendingの間で資金を移動できるようになったら、いよいよNFTシューズの購入です。
STEPNをプレイする場合、最低1足のNFTシューズが必要になります。
そこで、ここからはまず1足購入するための手順、および、その1足を選ぶ際に注意しなければならないことを確認していきましょう。
関連記事:STEPNで最初に選ぶべき1足 初心者が最低限知っておくべき後悔しないシューズの見極め方
シューズの種類
まずはシューズの種類についてです。
NFTシューズを選ぶにあたって気にかけるべき要素は、STEPNのサービスリリース当初に比べると多少増えてきています。
しかし、初心者の方が最初の1足を選ぶために知っておくべきことは以前からそれほど変わっていません。
そして、初心者の方も必ず押さえておくべきポイントはシューズの「Class」です。
以下の画面は、NFTシューズを購入する際にフィルターで条件を設定する場面です。
この中で注意すべきはClassです。
Classには以下の4種類があります。
- Walker
- Jogger
- Runner
- Trainer
これらの違いは、実際にSTEPNで稼ぐ際に必要な「歩行速度」です。
具体的には以下のような設定になっています。
- Walker (時速1〜6キロ)
- Jogger (時速4〜10キロ)
- Runner (時速8〜20キロ)
- Trainer (全速度対応可)
この中で、初心者の方にオススメするのはWalker、またはJoggerです。
まず、全速度対応可能なTrainerですが、速度を問わず誰でも使える分、価格がやや高めです。
他のClassの2倍くらいの価格が相場ですので、購入を考える際は慎重に検討することをオススメします。
次にRunnerですが、時速8キロ以上の速度を維持するのは一般の方にはかなり難しく、オススメできません。
実際にご自身の走る速度を一度測ってみるとわかりますが、多くの人は時速8キロを10分維持することさえも困難なはずです。
陸上部の学生並に毎日走っている方ならば使用できると思いますが、普段運動の習慣がない方、負担の軽い運動しかしていない方の場合、Runnerは控えた方が無難です。
よって、最初の1足にはWalker、あるいはJoggerを選ぶとよいでしょう。
特にWalkerは速度の下限が時速1キロになっており、かなりゆっくり歩いてもカウントしてくれます。
Joggerよりも少しだけ獲得できるGSTは減りますが、Joggerは「いい運動」と呼べる程度の速度が必要になるため、「あまり運動はしたくない、日常の歩行で稼ぎたい」という人はWalker、「普段からちゃんとウォーキングやジョギングの時間を確保している」という人はJoggerを選ぶとよいかもしれません。
関連記事:今「STEPN」をやるなら「Walker」シューズを選ぼう! 経験談ですが、「Jogger」を使うとだんだんSTEPNをサボりがちになってしまいます。
シューズの性能
次に、シューズの性能について解説します。
シューズの性能を決める要素は、以下の画面にある「Attributes」という4要素です。
「Efficiency」は、GSTの獲得効率に関わる要素です。
この値が高いほど、稼げるGSTの量が多くなります。
「Luck」は、ミステリーボックス(MB)のドロップ率に関わる要素です。
この値が高いほど、歩行を終えた時にMBを拾える確率が上がります。
ちなみにMBからは、シューズの性能を高めるためのアイテム「GEM」が獲得できることがあります。
「Comfort」は、GMTの獲得効率に関わる要素です。
こちらは、2022年9月に実装されたばかりの「GMTアーニング」に関するもので、本記事の執筆時点ではまだ不確定な部分が多くなっています。
「Resilience」はシューズの耐久値に関わる要素です。
この値が高いほど、傷んだシューズの修理(リペア)にかかるコストを抑えることができます。
シューズ購入時の注意点
シューズを購入する際に注意すべき点は、上記で解説したシューズの「Class」及び「Attributesの初期値」です。
特にClassに関しては変更ができません。
もし別のシューズに変える場合は、追加で購入するなどの追加出資が必要になります。
一方、Attributesは初期値こそ変更できないものの、シューズのレベルアップ時に獲得できるポイントを各要素に割り振ることで、自分の好みのシューズに育てることができます。
その点においては、Classに比べれば後から取り返しが利く部分は多いと言えます。
Classは先ほど述べた通り、ご自身に合う歩行速度を判断基準として選んでいただくしかありません。
しかし、Attributesについては、以下の点は参考にしていただいてもよいでしょう。
まず、シューズのリペア(修理)という行為は必ず発生します。
その時のコストを抑えられるResilienceは、高いに越したことはありません。
ですが、Resilienceはせいぜい20ポイント程度までステータスを上げれば十分であり、これはあとからレベルアップ時のポイントを振ることで調整可能な範囲です。
次にComfortですが、これからのSTEPN界隈を賑わす要素はおそらくGMTアーニングであり、それに関わるのがこのComfortです。
しかし、GMTアーニングはリリースされたばかりの機能であり、今後どのような展開になるかわからないため、初心者の方に安心してオススメできる要素とは言えません。
そこで、まずはEfficiency、あるいはLuckが高いものを選ぶことをオススメします。
特に、最初の1足としてはEfficiencyの値が高いシューズがよいのではないでしょうか。
STEPNはシューズのレベルアップのために、自分で稼いだGSTを再投資することになります。
つまり、獲得GSTの量が多いほどスムーズにレベルを上げることができるため、純粋にSTEPNを楽しみやすいはずです。
一方、Luckはミステリーボックス(MB)のドロップ率という、運要素に関わるものです。
MBのドロップは、少しSTEPNに慣れてくれば「Luck特化靴」などを作って狙っていくことはできますが、序盤はボーナス的要素と考えておいた方がよいでしょう。
したがって、初心者のうちはやはりEfficiencyの値が高いシューズをオススメします。
関連記事:【STEPN初心者】「靴1足で追加投資なし」のあなたにオススメの「無駄のないシューズ育成法」
シューズの購入方法
次に、シューズの購入方法について解説します。
シューズに限らず、STEPNの中でNFTを購入するときには、まず画面下部にある以下の赤枠で囲んでいる箇所をタップします。
すると、以下のような画面が表示されるので、「Search or type a URL」と記載されている検索欄に「http://m.stepn.com/」と入力します。
ちなみに、一度入力してしまえば、次回からは上記画面のように検索履歴が残ります。
URLを入力すると、上記のようにSTEPN内のNFTマーケットプレイスが開きます。
ここで購入したいNFTシューズを選んで「BUY」をタップします。
BUYをタップすると上記のような購入画面になります。
ここで、購入のために必要な暗号資産の残高が十分にあれば、「CONFIRM」をタップすることでNFTシューズの購入が完了します。
NFTシューズの育て方
NFTシューズの育て方次第で、STEPNの楽しみ方は変わってきます。
ここからは、シューズを育てていくために知っておいた方がよい点について解説します。
シューズのレベルとは
NFTシューズにはレベルが存在します。
レベルの上限は30であり、これはどのようなシューズでも変わりありません。
シューズのレベルを上げるには、GSTを消費する必要があります。
基本的には、次のレベルの数字と同じだけのGST、そして時間を消費することでレベルは上がります。
たとえば、レベル5のシューズをレベル6に上げるには、6GSTを消費した上で6時間待つことになります。
ただし、レベル30までのうちいくつかのレベルにおいては特殊な仕様が用意されています。
具体的には、レベル10、20、29、30に到達するときです。
これらのレベルにアップする時は、GSTも多めに消費し、かつGMTも消費することになります。
たとえば、レベル9から10に上げるには10GSTではなく30GST、そして30GMTも必要になります。
GMTは現在、GSTよりもかなり価格が高いため、稼いだGSTでGMTの消費分も賄おうとした場合、上記の所定のレベルでしばらくレベルアップは足止めをくらうかもしれません。
ポイントの振り方
シューズのレベルを上げると、1レベルにつき4ポイントが付与されます。
このポイントはAttributesの各要素に振り分けることができ、これによりシューズの性能に差が出てきます。
上のシューズは、レベル11まで上げた後、ポイントを一度も割り振っていない状態のものです。
赤枠で囲んだ箇所にあるとおり、44ポイントが貯まっています。
ポイントは付与された後すぐに使う必要はなく、このように貯めておき、後から割り振ることもできます。
ポイントの振り直し
以前は、各要素に割り振ったポイントを振り直すことはできませんでした。
したがって、一度Efficiencyにポイントを全振りしたシューズを、後からLuckにポイントを振り直して使っていくことはできず、Luck特化シューズを作るなら新たにシューズを購入する必要がありました。
しかし現在は、1ポイントにつき1GMTを支払うことでポイントの振り直しを行うことができます。
厳密には、1GMTを消費することで1ポイントを未使用の状態に戻すことができ、そこから別の要素に振り直すことができます。
ただし、このポイントの振り直しに必要なのはGSTではなくGMTです。
本記事の執筆時点で1GMT=約100円(ちなみにGSTは約5円)ですので、金銭的にはそう簡単に何度もポイントの振り直しができるわけではない点には注意が必要です。
NFTシューズを使う上での注意点
NFTシューズを使ってSTEPNを楽しんでいく上で、知っておくべき注意点がいくつかあります。
リペア(Repair)の必要性
まずはシューズのリペアについてです。
NFTシューズは利用するほど傷んでいくという仕様になっています。
シューズが傷むと耐久値がどんどん減っていき、耐久値の数字が50を下回り始めると獲得できるGSTの量が減少します。
ですので、基本的に50を下回る前にこの耐久値を回復させないといけません。
耐久値の回復にはGSTを利用します。
具体的な手順を以下で解説します。
まずは、修理をしたいシューズの場面下部にある「Repair」をタップし、その上に表示される「Repair」と「Restore」から「Repair」を選びます。
すると、上記のようにリペアに必要なGSTが表示されます。
「CONFIRM」をタップすれば、リペア完了です。
<h3>リストア(Restore)の必要性</h3>
NFTシューズにはもう1つ、耐久値のような概念として「ヘルスポイント(HP)」と呼ばれるものがあります。
シューズを使用することでHPも減少し、それによってシューズを転売できなくなったり、いずれ使えなくなったりと悪影響が生じます。
そして、このHPを回復するための作業がリストア(Restore)です。
リストアにはGSTに加えて、Comfort GEMを必要とします。
しかし、HPは耐久値に比べて減少が非常に穏やかであり、普通にシューズを使っている分には1年に数回程度の頻度でしかリストアする機会はないはずです。
したがってSTEPNを始める段階では、いつかはリストアをする必要があるんだなということを覚えておく程度で問題ありません。
関連記事:【STEPN】「靴NFTにHP」ってなに?「REPAIR」とは違うの? 回復には驚愕のコストで私は2か月でHPがゼロになりそう… STEPN市場どうなる?
シューズのミント(Mint)について
2足のNFTシューズを使って新しいシューズを生み出すのがミント(Mint)です。
ミントによって、2足のNFTシューズを使用し、GST、GMT、そしてミントスクロールというアイテムを消費することで新しいシューズを生成することができます。
元となる2足のシューズはMint後も手元に残るため、ミントを行うことで純粋に保有シューズ数が増えることになります。
ただし生成されるシューズの性能は、狙って自分の希望のものを生み出すことはできないため、ミントをする際はその目的を考えて慎重にミントしましょう。
関連記事:【STEPN】ミントスクロール実装の狙いは? 今はレベル1のミステリーボックスを狙うのが一番お得
GEMって何?
NFTシューズの性能を向上させるには、ポイントを割り振る以外にGEM(ジェム)というアイテムを使うことも可能です。
STEPNを始めたばかりのころはあまりGEMを手にする機会はないと思いますが、基本的な事項は確認しておきましょう。
GEMの役割
GEMはNFTシューズにはめ込むことで、シューズの性能を向上させるNFTのアイテムです。
GEMにはシューズと同様にEfficiency、Luck、Comfort、Resilienceの4つの種類があります。
また、レベルの低いGEMを3つ合成することで1つ上のレベルのGEMを作ることもできます。
高レベルのGEMほど、シューズの性能をより向上させることができます。
GEMの入手方法
GEMの入手方法は大きく2つあります。
1つはミステリーボックスから入手する方法です。
ミステリーボックスは、歩行を終えた際に獲得できることがあります。
ミステリーボックスのドロップ率はシューズのLuck値、及び一度に消費したエネルギーの値によって変動します。
獲得できるかどうかはあくまで運によるため、Luck値を上げたからといって必ず獲得できるわけではない点には注意しましょう。
また、ボックスを開封した時に入手できるGEMの種類もランダムのため、あまり過度な期待はしないほうがよさそうです。
上記の画面では、未開封のミステリーボックスが3つ確認できます。
ミステリーボックスは、開封するためにGSTを消費する必要があり、その必要GSTは時間の経過とともに減少します。
開封に必要なGSTを抑えたければ、数日間待たなければいけません。
その場合、上記のように未開封の状態で保管しておくことになりますが、一度に保管しておけるボックスの数は4つまでです。
4つ保管している状態で歩いても、新しいボックスはドロップされないので注意してください。
もう1つのGEM入手方法は、シューズと同じようにマーケットプレイスで購入することです。
こちらの方法は目当てのGEMがすぐに手に入りますが、GEMは決して安くありません。
普段、獲得しているGSTの量と比較するとかなり高額であり、購入の際は追加資金が必要となるケースが多いため、ご自身の懐事情と相談しながら購入を検討してください。
関連記事:【STEPN体験談】「GEMをひろって売る作戦」は稼げるか? 結論:レベル2のGEMで大きく稼ぐなら「合成」を
まとめ
この記事では、STEPNアプリに暗号資産を入金するところまでは完了した人が、実際にSTEPNを始めるために必要な知識や手順について解説しました。
最初のNFTシューズを購入する時は、どのシューズを買ってよいのか戸惑うこともあるでしょう。
また実際にプレイを始めた後も、レベルアップやリペアなど、常に何らかの形でシューズのメンテナンスなどを行う必要があります。
どこかで行き詰まった時にはぜひこの記事を参考にしながら、STEPNを楽しんでみてください。