STEPNは取り組み方次第で収入額が大きく変わるサービスです。
NFTシューズ1足で毎日楽しみながらコツコツとお小遣い程度の金額を稼げれば十分という人もいるでしょう。
一方、100万円以上の初期投資、毎日1時間以上のウォーキング、シューズのミント、GSTに加えてGMTも必要な場面できっちり投資していく、そのような本気のスタイルで攻めることもできます。
この記事は、「大きな投資はせず、シューズ1足で、ただ淡々と毎日歩き続ける」というライトユーザーの方が、どのようにSTEPNに取り組んでいくのがよいかを解説します。
特に、NFTシューズの育成にスポットを当てます。
NFTシューズを追加で購入したり、GSTやGMTを外部で調達して効率よくNFTシューズを育成したりすることは考えません。
お金をかけるのはあくまで自分がSTEPNに取り組んで稼いだGSTの範囲のみで、どのようにシューズを育成していくのがよいかを考えます。
「難しいことは考えず、楽にできる範囲でGSTの獲得効率を上げたい!」
このように考えている方はぜひ最後までお読みください。
- そもそも、どうして歩いて稼げるの?
- それって、あやしくない?
STEPNで稼ぐのに必要な要素を分解する
この記事ではSTEPNに対して「追加出資もせず、淡々と毎日取り組み、小さな利益をコツコツ重ねていく」ことを考えている人を想定します。
つまり、GSTを稼ぐ生産性をアップするためにシューズを追加する等の方法は考えません。
こういったSTEPNプレイヤーの場合、収入額を決める要素はかなり限られます。
ご自身の収入を決める3要素をまず確認しましょう。
1. 歩く時間の長さ
まずは歩く時間の長さです。
シューズ1足の場合は1日に歩いて稼げる時間は10分間です。
1足の場合は1日に稼げる額もそれほど多くない(3000円程度)ため、出来る限り毎日欠かさず歩いて金額を積み上げるようにしましょう。
2. 歩く速度
持っているシューズの種類によって稼ぐために必要な歩行速度は異なります。
例えばJoggerの場合、時速4〜10キロの範囲を超えて速度が遅いor速い場合はGSTが付与されません。
この速度はしっかりキープしましょう。
3. シューズの性能
歩く時間や速度は上記の通り固定で、さらにシューズの追加等もなければ、収入を決定するための残された要素は自分が持っているシューズの性能だけです。
ここからはシューズの性能と育成方法について解説します。
ライトユーザーは最初の1足の「種類」の選択は慎重に
まずはシューズの種類の選択です。
1足しか持たない以上、ここでどのシューズを選ぶかは重要です。
もし自分にあわないシューズを購入してしまった場合は、早期に売却して買い替えた方がよいかもしれません。
NFTシューズはWalker、Jogger、Runner、Trainerの4種類があります。
Trainerは全速度対応型ですが、まず手に入りません。価格も高過ぎます。
Runnerは選ばないほうが良い
現実的には3種類から選ぶことになりますが、さらに現実的な話をするとRunnerは選ばない方がよいでしょう。
Runnerは時速8キロ以上の歩行速度を求められます。しかし実際には歩行という生ぬるいものではなく、ほとんどの人はこの速度で走り続けることが困難なはずです。
STEPNのアプリでは自分の歩行速度も視覚化されますが、わたしはいつも早歩きをして時速6キロ程度です。
そして実際に時速8キロのスピードで走ってみたこともありますが、時速8キロで10分間走り続けることは、日常的に走る習慣がある人でなければほぼ無理です。
イメージではマラソン選手とは言わないまでも、「運動部に所属して毎日部活で長距離を走り込んでいる学生」くらいの走る習慣がないと難しいでしょう。
ちょっと頑張ってみたい人はjoggerを選ぼう
その次の速度のシューズはJoggerです。
こちらは先ほども述べた通り「早歩き」程度のイメージです。日常的の歩行に比べると、しっかり腕を振って歩く必要はあります。
この早歩きは10分〜20分程度であれば続けられますが、シューズ9足(=45分)で長時間歩行を続けていると、疲労のせいで気づかないうちに必要速度を下回ってしまう可能性があります。
ここではシューズ1足の人を想定しているので、ほとんどの人はJoggerの速度は耐えられるはずです。
したがってシューズの種類は、「ちょっと頑張ってみたい人はJogger」「普段の歩行速度でのんびりやりたい人はWalker」を選ぶのがよいでしょう。
レベルアップは地道に続ける
稼いだGSTを消費することでNFTシューズはレベルアップします。
レベルをあげるとポイントが付与され、そのポイントはシューズの能力を決める4つの要素(Efficiency、Luck、Comfort、Resilience)に割り振ることができます。
ライトユーザーでもEfficiencyとResilienceの2種類はあげる必要があるので、レベルアップは地道に続けましょう。
なお、2022年4月のアップデートにて「特定のレベルに到達する時はGSTに加えてGMTも消費する」ようになりました。
GMTはSTEPNを利用する中で稼ぐことはできません。
しかし、STEPNのアプリ内でGST→GMTに交換することはできます。
かなりコストはかかってしまうように見えますが、できる限りレベルは上げた方がその後の生産性は高まります。
稼いだGSTをレベルアップのために使ってしまうので、最初はまったく稼げないように感じてしまいますが、ここは我慢が必要です。
まずはEfficiency、次第にResilienceも上げていく
シューズの性能を決める4つの要素のうち、この記事で想定しているプレイヤーがあげるべきはEfficiencyとResilienceです。
まずはEfficiencyに全てのポイントを振っていきます。
EfficiencyはGSTの生産性に直結します。
Efficiencyが高いほど、稼げるGSTの量は増えます。
しかし、ある程度Efficiency が上がってきたらResilienceにもポイントを振っていく必要があります。
Resilienceはシューズのリペア(修理)の際に消費するGSTの量に関する要素です。
Resilienceが高いほど、シューズのリペアにかかるGSTの量は減ります。
これは人それぞれの判断によりますが、わたしはResilienceを22まで上げました。
22より上げればリペアにかかるGSTの量はさらに減りますが、その分Efficiencyに振るポイントが減ります。
また、22以上Resilienceにポイントを振っても、リペアにかかるGSTの量はそれほど大きく減らないと判断しました。
どこまでResilienceを上げるかは各自で判断が分かれるところですが、まったくポイントを振らなければリペアにかなりの額のGSTを持っていかれてしまいます。
自分が最適と判断するラインまではぜひポイントを振りましょう。
まとめ
シューズ1足でSTEPNに取り組む人は、まずシューズ選びは慎重に行うようにしましょう。
そして、育成においてはきちんとレベルは上げることをオススメします。
レベルアップで付与されたポイントはEfficiencyにまずは振っていき、稼げるGSTの量を増やしましょう。
途中からはResilienceにもポイントを振り、ある程度はリペアにかかるコストを減らすのがよいでしょう。
シューズ1足で取り組む以上、生産性を劇的に上げる画期的な方法はあまりありません。
むしろ、「ベースの生産性を上げる」「無駄なコストを減らす」というシンプルな策をしっかり取って、基本に忠実に取り組んでいくようにしましょう。