近頃STEPNの運営は、増えたユーザーとそれに伴う通貨の価値の上昇下落、あるいはゲーム内のジェムや靴といったアイテムの価値の上昇下落をコントロールしようと、さまざまな策を講じています。
そのために限定スキンを用意してジェムのバーンを積極的に行わせたり、GST上限の解放のためにGMTをバーンさせたり、などといった取り組みをおこなっているように思います。
実際、この「価値のコントロール」が正常に行われることで、価値は安定し崩壊が起こりにくくなるため、STEPN自体の延命にはつながります。
その意味でこの目まぐるしい変化は極めて重要かつ必要性の高いものと言えるわけですね。
制度の変化がなくてはかえって私たちが損をすることになるので、この変化は受け止めつつ、いかに上手い立ち回りをするかというところが重要なのです。
上手い立ち回りとは制度の変化から運営の思惑を推測しどのように値動き、価値の変動が起こるかというのを予測し、その流れの中で自分がどのようなポジションを築きたいかということに主眼を置いて考えそこに合わせて行動していくということであると私は考えています。
今回は新たに出現した靴のバーンの情報をもとに、今後の運営の方針、そしてそこに合わせたその上手い立ち回りを考えていきたいと思います。
ぜひ今後の投資の参考にしていただければと思います。
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靴をバーンしてできることとは?
そもそも靴のバーンとは、不必要な靴を消してしまうということです。
先日のAMAで発表されたのはこれをすることによって他の靴のステータスの基礎ステータスを変化させることができるというものです。
完全に運頼りであった今までの靴のステータスにようやく手をつけることができるようになるわけですね。
靴をバーンしてステータスを変化させると、靴にあらかじめついているジェムをつけるための四つのソケットの色に合わせた特化靴を作ることなども可能になります。
これからジェムのバーンによる限定スキンゲットイベントやマラソン大会、GMTの実装などによって各ステータスの重要性が上がるとLuckならLuck専科の靴などといった特定の能力値をもつ靴を保有する必要が出てくる可能性があります。
するとソケットの色で使用する靴を選び、その色に合わせたステータスを振る必要もなおさら必要になってくることが予想されるわけですね。
例えば、Comfortのソケット2つとEfficiencyのソケット2つといった靴の場合、GMTとGSTを同時に稼ぐことはできないのであまり旨味がないと言えます。
このような靴をバーンし、ComfortとEfficiencyのソケットが混在していないような靴の基礎ステータスを振り直し、理想個体とすれば、無駄なく効率的なステータスの靴がつくれるということなのです。
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靴のバーンが始まると市場はどうなる?
靴のバーンを通じて具体的にどのような市場を作りたいのか、ここがまさに運営の思惑部分です。
靴のバーンをする人が少なからず発生するということは言うまでもなく靴の物価高騰を招きます。
実際現在は靴のmintはあるけれどバーンはない状況なので当然靴は飽和状態への道のりを辿っていきます。
しかし今までは新規参入者の数が勢いをつけて右肩上がりであったので靴の需要は安定し、その状況は起こりませんでした。とはいえ、新規参入者の数もどこかで頭打ちとなるでしょう。
そうなってしまえば、莫大な数のユーザーがこぞってmintばかりし新規参入者数がその数を下回ってしまいます。するとそこで供給に対し需要が追いつかないという深刻な状況になるでしょう。
そうなれば市場は活性化しなくなり、財の回りが悪くなればシステムも機能しなくなりSTEPNの存亡も危うくなります。
つまり運営としては先に手を打ちそのリスクを避けながら、靴の物価を今のうちから高くしていきたいと考えているのでしょう。
関連記事:今「STEPN」をやるなら「Walker」シューズを選ぼう! 経験談ですが、「Jogger」を使うとだんだんSTEPNをサボりがちになってしまいます。
靴のバーン実装に向けてやっておきたいこと
靴のバーンの制度が始まる前にやっておきたいこととしては、靴をなるべく保有するということが挙げられるでしょう。
自身の靴のステータス強化のためにも、そのために靴を入手したい人などの需要が増えていくことで高騰したタイミングで靴を売るためにも、今は靴を積極的に増やす時期と言えそうです。
特に、まだ30足に達しておらず、且ついずれ靴を増やそうと考えている方は価格が上がる前の今が増やし時でしょう。
また、今までは基礎ステータスでメイン靴を選んでいたという方も、これからはソケットを重視した靴の育成をするといいでしょう。
またソケットの色を見てGMT専用にする靴やLuck専用の靴などと靴に役割を付与し、それを想定しながら育成すると実際にこの制度が実装されたときにスムーズな対応ができるかもしれません。
これからの市場の動きに対し、適切な対応をとっていきたいものですね。お互い頑張って利益をあげていきましょう。
それでは今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました。