近頃STEPNの市場がガラリと変わり、筆者である私も困惑しています。今回はそんな数ある変化のうち、靴のバーンに関するお話をしていきたいと思います。

靴のバーンによってバーンした靴よりひとつ上のレアリティの靴が手に入るという仕様のことですね。

先日、この条件がバーンする靴の状態がmint3以上でないといけないことになったのです。

そこで今回のこの記事ではこの市場にどういった変化をもたらすか、そして運営はどのような変化を期待しているのか、といったことを考察していきます。

「バーンの条件が変わったのは知っていたけれどどうしてだろう?」と疑問に思っている方、「あらゆる変化から運営の方針を読み解いて最適な投資をしたい!」という方に読んでいただきたい記事となっています。

ぜひ最後まで読んでみてください!

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初心者
むけ

STEPNってなに?
始め方を丁寧に解説

リンク先:https://nftimes.jp/2022/08/whats-stepn/

靴のバーンの仕様の変遷

靴のバーン

そもそも靴のバーンの仕様自体が最近登場したものです。ですのでまずはこの靴バーン自体の基本的な在り方と、運営のもともとの目的について軽くお話ししておこうと思います。

ではその靴のバーンとはどのような仕様なのか。

先程も述べましたように、これは5足の靴をバーンする代わりにひとつ上のレアリティの靴が手に入る仕様です。

そしてこの誕生する靴の(ランナー、ジョガー、ウォーカーなどの)種類は、バーンする靴1足あたり20パーセントという具合に依存します。

つまり5足中4足がウォーカーで1足がランナーである場合、80パーセントの確率でウォーカーが生まれ、20パーセントの確率でランナーが生まれることになります。

そしてこの仕様では、時々レアリティが2段階上昇することがあり、先日までこれを引くとAPEレルムでの靴をプレゼントするという企画も行われていました

APEレルム実装の段階までの間、運営はユーザーにこのバーンを非常にさせようとしていました。

まず、先程のプレゼント企画、そして、バーンすればもしかしたらAPEレルムの靴が当たるかもしれないという抽選権の付与も行っていました。

運営はこの時、とにかくフロア価格の低下、そしてそれをみて怖くなったユーザーの離脱、それに伴うコインの価値の低下を避けるべく、靴のバーンをさせることで市場の盛り上がりの回復を見込んだのであると思われます

実際それは多少功を奏しましたが、結局大きな成果は出ず、現在もコインの価格が10円を切るなどといった重苦しい空気が市場に漂っています。

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どうして靴バーンの条件がmint3以上に?

疑問に思う女性

先日までバーンする靴のステータスは一切問われませんでしたが、mint3以上という縛りが追加されました。どうしてこのような縛りが追加されたのでしょうか。

私が思うに、以前までは市場が冷え込み、絶対にmintしてほしくなかったものと思われるので、こうした靴のステータスにまつわる条件などを付与してしまうことで、バーンを踏みとどまってほしくなかったのでしょう。

ですが状況が少し変わり、このmint数に制限を加えることで市場の調整を図っているのだろうと思われるわけです。

多くの人はmintする際に、コストの変化しない2回までならmintするはずです。

しかしここで微妙なmint3を条件とすることで、バーンを考えていて mintもするというユーザーなら、2回までmintをするようになるはずなので、そうすることで市場から一気に消えた靴を補充する意味合いもあるのでしょう。

また、予定以上にユーザーがmintをせざるを得なくなるので、そのコストが発生し、そのコインで市場が回るわけですね。

また、靴のバーンをしたいけれど靴がなく、購入したいと考えている人は、mint数のなるべく多いやすい靴を買おうとするため、今まで邪魔にされ、売れ残ってきたmint数の多い靴が購入される機会を作る名目もあるのではないかと思います。

実際そのようにすれば市場の回りは良くなりますよね。

運営としては今後はおそらくこのバーンする靴に必要なmint数を調整して市場操作を進めていくのではないでしょうか

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仕様変更から現状と今後が見える

考える女性

ここまで、色々と運営の意図への考察をしてみました。

運営はこの頃STEPNの仕様を次々に変えていますが、逆にこの変化にはひとつひとつ運営の現状認識と今後の市場操作への目的意識が大きく反映されているとも言えます。

ですので、これらをひとつひとつじっくりみていくことで現状と今後がはっきり見えてくるのです。

その一環として今回の記事もお役に立てていれば幸いです。それでは今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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