最近、STEPNの変化が止まりませんね。価格調整のためのミステリーボックスの仕様の変化、HPなどの新たな機能の追加、そして今回の第3レルム。

この第3レルムはイーサリアムチェーンで開かれ、猿のNFTアートBAYCとのコラボを果たしていますね。

今までSTEPNはSOLそしてBNBにてふたつのレルムを運営しており、そして今回このイーサリアムチェーンの運営に踏み切ったということになります。

イーサリアムはガス代と呼ばれる手数料が高いということでその部分をかなり懸念されていましたが、このSTEPNはガス代がなるべくかからないシステムとなっています。

そのため、より良い形でリスクを負わずにイーサリアムを取り入れることに成功したというわけです。

関連記事:【STEPN】なぜ第3レルムは「イーサリアム」なの? 運営の活気取り戻す狙いが今のところうまくいっていない背景

そして今回は、その第3レルムであるAPEレルムがどうしてBAYCとのコラボに踏み切ったのかということについて考察していきます。

第3レルムに不安を持っている方、どうして単にイーサリアムではなくBAYCとコラボする必要があったのかと疑問に思っている方、投資を検討している方などにおすすめの記事となっています。

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初心者
むけ

STEPNってなに?
始め方を丁寧に解説

リンク先:https://nftimes.jp/2022/08/whats-stepn/

どうしてBAYCとコラボをしたのか?

BAYCとコラボした理由は?

早速本題に入ります。ズバリ、どうしてSTEPNはBAYCとのコラボに踏み切ったのでしょうか。これについて公式では、以下のような理由を挙げています。

・BAYCの保有者と既存のSTEPNユーザーの層が重なっていない

・新たなユーザーを引き込みたい

・イーサリアム、BAYC には歴史がある

・web3ユーザーを引き込むことができる

このように、いくつか理由があるようです。一つずつ見ていきましょう。

まず1つ目、BAYCの保有者と既存のSTEPNユーザーの層が重なっていないということですが、これと2つ目の新たなユーザーを引き込みたいという部分は非常に関係性が深いです。

今のユーザーの層とBAYCの保有者の層が全く違うため、そのこととBAYCの保有者に対して靴を与えるという運営の方針を照らし合わせてみると、BAYCの保有者にアドバンテージを付与して新規ユーザーとして引き込むことにつながるのではないかと考えられます。

また、新規ユーザーを増やしたいという運営のニーズだけではなく、3つ目に挙げたようにイーサリアムやBAYCのような歴史ある価値の高い層と繋がりを持つことで今までとは少し異なるユーザーを得ることができ、運営のできることの幅も増えていくのではと筆者の私は考えます。

つまり、富裕層が参入するのではないかということです。

しかし運営はこれまで、クジラと呼ばれる大口投資家が入って相場を荒らさないようにクジラ対策を行ってきた模様ですが、現在の状態のようにレルムごとにあまり干渉していない状態が続けば問題はないでしょう。

第3レルムにのみBAYC保有者をはじめとした富裕層が入るイメージで良いかと思います。

そして今回運営がBAYCとのコラボをするに至った理由の最後に挙げた、web3ユーザーを引き込むことができるというものですが、これについては少し詳しくお話をしたいので次の見出しで扱います。

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BAYCコラボでweb3ユーザーを引き込むことができる!?

画像元:BAYC公式サイト

さて、STEPNがBAYCとコラボすることでweb3ユーザーを引き込むことができる、というのはどういう意味なのでしょうか。

まずこのweb3ユーザーとは何かというところからお話ししたいと思います。

SNSやYouTubeをはじめとした現在中央集権的に運営されているものがいわゆるweb2と呼ばれるものです。web3はその上位版で、つまり分散型で運営されているもののことです。

STEPNはこのweb3の担い手として先駆者でありweb2との架け橋でもあるような存在になりたいといっていました。それゆえSTEPNは我々の個人情報を要求しないわけですね。

そしてそのweb3の業界にいる人たちというのはどのような人々かというと、常に先の情報を追っており、暗号資産をはじめとしたさまざまなプロジェクトに参加している人々などです。

BAYCの保有者やBAYCやイーサリアムと深いつながりのある人たちはweb3に敏感な人たちなのだろうと思われるわけですね。

そうした人々を引き込むことができれば、STEPNが今後web3に関するプロジェクトを進めていった時に、STEPNの望むweb2と3の架け橋への方向にシフトしやすくなっていきます

ですから運営はBAYCコラボを通して、web3という大きなものへの望みを果たそうと考えているのでしょう。

これからもSTEPNの動きは止まりません。

どうしてこの選択をしたのか、このシステムの変化に意味はあるのか、そうしたことを想像していくことで徐々に運営の方針が見えてきて投資の方向性も定まるでしょう。

これからも情報を追って頑張っていきましょう。それでは今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました!

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