NFTゲームが今までの普通の個人向け、家庭用ゲームと違うのは「お金が稼げること」です。

ただ、NFTゲームの最大の特徴はその「稼げるパワー」を活かしながら、社会を変えられることです!

今回はNFTゲームが実際に社会課題の解決につながっている事例をご紹介します。

今までのゲームへの価値観がひっくり返ります。ぜひ最後までご覧ください。

NFTゲームが社会課題の解決に役立っている事例

1. 障害者支援

NFTゲームと障害者支援の取り組みをするWAVE3

NFTゲームと福祉を掛け合わせることで新しい障害者支援の形がはじまっています。

「株式会社WAVE3」、DEAが運営するPlay&Earnゲームを活用した障害者支援を開始!(PRTIMES)

NFTゲームの「ジョブトライブス」などを活用し、障害者の方に全国平均の約5~6倍の報酬を渡すことができています。

当メディアでは創業者の近藤さんを取材させていただきましたので、詳細はこちらをご覧ください。

関連記事:【直撃インタビュー】ブロックチェーンゲームで福祉業界に革命が起きた! NFTがもたらしたのは障害者支援の「新たな選択肢」

そもそも、障害者の報酬が非常に低いこと、そしてそれが社会でほとんど認知されていないという社会課題が存在します。

軽~重度の障害者(就労継続支援B型)の場合、全国平均が1万6,000円程度で、交通費を差し引くと8000円~9000円ぐらいとのこと。

月額工賃の向上も大きな意味がありますが、より重要なのは「ゲームが就労支援の1つの選択肢になった」のは大きい一歩です。

障害者の全国平均工賃推移

関連記事:「ジョブトライブス(JobTribes)」ってなに? 内容や特徴、始め方や稼ぎ方、初心者~中上級者までの攻略方法を詳しく解説します。

以下に2023年2月17日にアップされた動画も紹介します。

2. 子育て/貧困

出典:PR TIMES

厚生労働省「ひとり親家庭の現状と支援施策の課題について」によると、一人親世帯は2世帯に1世帯が貧困の状況に置かれていますが、特にシングルマザーの平均収入は約252万円と、全世帯の平均収入の約1/2です

そこをゲームギルドが主体となり、NFTゲームでシングルマザーや貧困を支援する動きがでてきています。

子育て/貧困をNFTゲームで解決
出典:PR TIMES

NFTゲームギルド「LGG」、スマホゲームでシングルマザーの家計を支援!安心して子どもを育てられる社会の実現へ!(PR TIMES)

日本のNFTゲームギルド「LCA GAME GUILD」は、「Play to Earn」(ゲームでお金を稼ぐ)のコンセプトで話題になったNFTゲームの「スカラーシップ」という仕組みを活用し、シングルマザー支援をはじめとした、貧困や格差問題を解決へ挑戦することを宣言します。

働きたいけど働けない人がNFTゲームで副収入を得る。NFTゲームはスマホとインターネット環境があれば、時間や場所に関わらず収入が得られるのも魅力の一つです

現場からも感謝の声が届いています。

スカラー制度を通じてフィリピンの方達がアクシーインフィニティというゲームで家が建つほど稼ぐ事ができたという話も記憶に新しいです。

NFTゲームは世界、日本の雇用、貧困を救う可能性があります。

NFTゲーム「アクシー・インフィニティ」が生活を支える──コロナで傷むフィリピン経済の背骨(coindesk japan)

また、最新では2023年2月17日に日経新聞に以下のように掲載されている。東南アジアを中心に9300人が約6億円を得たというのはすごいインパクトです。

DEAによれば21年12月以降、東南アジアを中心に9300人を超すスカラーが推計6億円以上を得た。「日々の暮らしを支える資金だ」との声が同社に届く。就業機会を生み、世界経済からこぼれ落ちる人を減らす一助となる。

日経新聞

関連記事:【直撃インタビュー】web3の「外側」にもNFTゲームを広めたい! フィリピンでの雇用創出を夢見て始まったNFTゲーマー“のろいちゃん”の挑戦

3. 環境問題(CO2等の温室効果ガスの排出)

カーボンオフセットとSTEPN

【STEPN】「カーボンオフセット」と「ステップンの将来性」について

STEPNは歩くことで稼げるNFTゲームです。NFTの靴を買ってアプリに入れて歩くことで仮想通貨が稼げます。

STEPNなどのMove to EarnゲームがCO2等の環境問題の解決に結びつくことがとても分かりやすく解説されているのでご覧ください。

以下一部引用します。

例えば、今までは車やタクシー・バス・バイクなどの交通手段を使うシーンで「STEPN」するため「徒歩」で移動したり、電車で通勤・通学時に一駅分ないし二駅分「STEPN」しながら歩いてみたり、今まで家で過ごしていた時間「STEPN」に当ててみたり…

何気ない行動に見えますが、上記は下記のように言い換えることができます。

  • 車やバイク、タクシーなどを使わず徒歩で移動する = CO2排出量削減
  • 家にいるとついつい使ってしまう照明・エアコン・テレビ・パソコンなどの電化製品を使わない = 消費電力量削減 CO2排出量削減

STEPNをやるため、車を使わずに極力歩く人が増えました。出社や帰宅時に一駅歩く人も増えました。歩くだけで稼げるので、以前は雨の日や猛暑でも歩く人が増えたほどです。

日常の行動でお金を稼げるという仕組みは人の行動を変えることができます。

その行動の変化を環境にとって良い方向に導くことができます。

またSTEPNで毎日歩くことで、ダイエットになったり健康になったという人が増えました。

健康増進の効果もあり、多くの人が健康になれば医療費や福祉費の削減にもつながります。

4. 社会インフラ老朽化

社会インフラの老朽化の発見にNFTゲームが寄与している例もあります。

新・社会貢献型位置情報ゲーム「TEKKON」本日公開、10月15日(土)より一般サービス開始 ~ゲーミフィケーションによりインフラの課題を解決するWeb3アプリ~(PR TIMES)

散歩中や買い物、通勤途中などのスキマ時間に、マンホールをはじめとするインフラを撮影するだけで、自身の健康増進に繋げながら、インフラを守り、さらにトークンを活用したインセンティヴが得られるという、社会活動「鉄活」の輪を全世界に広げていきます。

散歩や通勤途中に撮影するだけでお金が稼げて、いつの間にか社会の役に立てるなんて、素敵な取り組みですね。

投稿された写真や位置情報は自治体やインフラ企業に提供され、インフラの保全に繋げるそうです。

第1弾はマンホールですが、第2弾は電柱を検討しているそうです。まだまだいろんなものがありそう。

NFTゲームにより誰かがお金を稼ぎながら、私たちの街がより安全になっていったらよいですね。

5. 高齢者の見守

高齢の親の安全確認は社会的課題ですが、親にNFTゲームで稼いでもらいつつ、見守り確認もされている方がいます。

NFTゲームという新しいものに触れてもらうのも、きっと楽しんでもらえるでしょう。

NFTゲームが解決できる問題は無数にある

NFTゲームで世界は変えられる

NFTゲームが社会課題を解決することで、社会課題解決に用意されている公的補助金がPlay to Earn経済圏に流入します。それがまたNFTゲームで遊んで稼げる原資になっていきます。

DEA社の山田社長によると、世界のゲーム市場は20兆円だが、世界のESG投資額は3880兆円とのこと。NFTゲームの可能性はめちゃくちゃ大きいですね。

またこんなことも仰ってました。

「あなたはあなたのアイデアで自由にjobtribes(NFTゲーム)を活用すればよい」と。

関連記事:【ジョブトライブスなど運営のDEA代表 山田氏に直撃インタビュー!】Play to Earnゲームは「誰かの役に立つことで生きがいと幸福度を最大化できる世界」を実現する

自分ならNFTゲームを活用してどんなことができるか?

そんな「自分×NFTゲーム」を考えて実行できるのが、NFTゲームのもっとも楽しい遊び方なのかもしれませんね。