のろいちゃん

NFTに取り組んでいる人にさまざまな角度からNFTの魅力をお伺いする本企画。

今回はNFTゲーマーであり、同時にNFTゲームの普及に向けて様々な活動をされている「のろいちゃん 」にお話を伺いました。

のろいちゃん自身もゲーマーとしてYouTubeでゲーム実況などを行いつつ、最近は初心者向けのアクシーインフィニティの大会を自ら開催するなど、NFTゲームユーザーの裾野拡大に向けて幅広く活動されています。

また、アクシーインフィニティを始めとしたNFTゲームはフィリピンなどの東南アジア地域で大きな流行を見せていますが、今回のインタビューではのろいちゃん自身もフィリピンに縁があること、そして、今の活動を通じてフィリピンに貢献したいという強い想いがあることも伺うことができました。

日本ではまだ本格的な普及のフェーズは訪れていないNFTゲーム。

しかし本記事を読めば、「日本でもNFTゲームが流行る未来は来る!」ということが理解できるはずです。

ぜひ最後までお読みください!

「東京ゲームショウ」で目の当たりにしたNFTゲームの盛り上がり

インタビューに答えるのろいちゃん

−NFTゲームに関する現在の活動内容について教えてください。

主にNFTゲームの普及活動をしています。

活動の目的は、NFTゲームのユーザー数を増やすことです。

具体的な内容としてはYouTubeで生配信をしたり、NFTゲーム初心者の方を対象としたイベント、あるいはトーナメントの大会を開いたりしています。

これらの取り組みを通じて少しでも多くの人にNFTゲームを知ってもらい、実際にプレイしてくれる人が1人でも増えたらと思って日々活動しています。

−先日はアクシーインフィニティという人気ゲームの大会を主催されていましたね。

アクシーインフィニティの大会を主催
大会の様子

アクシーインフィニティ初心者向けの大会だったのですが、自分で大会を主催するのは初めてでした。

ありがたいことに大勢の方が参加してくれたので、これからもあのような形のイベントは実施していきたいと思っています。

1月28日にはGGGGGという協力対戦型NFTゲームで、参加者100人のバトルロワイヤル企画のライブ配信の司会も務めました。

NFTゲームをマスアダプション(みんなが使うようになること)させるお仕事なら何でもやっています。

GGGGGの配信
高橋名人とも共演
最近では高橋名人との共演も。

−ちなみに活動名の「のろいちゃん」はどのような理由で付けられた名前なのでしょうか?

実はめちゃくちゃ浅い理由なんですよ(笑)

NFTゲームに触れるよりもだいぶ前に、グループでゲーム実況をやろうとしたことがあって。

活動するにあたって「名前、どうする?」となった時に、たまたま床にポケモンカードが散らばっていたんです。

私はポケモンの「ゲンガー」が好きで、散らばっていたカードのゲンガーの攻撃技に「むしばむのろい」と書いてあったので、これでいいかってことになったんです。

だから、私の“本名”は実は「むしばむのろい」ちゃんなんですよ(笑)

ほとんど知っている人はいないんですが、記事には書いていただいても大丈夫です。

−まさか名字があったとは驚きです(笑)以前は別の活動もされていたということですが、NFTゲームに関する今の活動はいつごろから、どういう経緯で始めたのでしょうか?

今の活動を始めたのは2022年10月から。実はめっちゃ最近なんです。

仮想通貨は2年前くらいから触っていて、トレードをしていました。実は前職はトレーダーだったんです。

地元の名古屋でトレーダーをしていたんですが、別の仕事で東京に行く機会があり、しばらく東京に住みました。

その途中で、東京の銀座にある「P2P」というクリプトバーで働くことになります。

働いているうちに、NFTゲーム系の人やDeFi系(中央管理者を必要としない分散型金融)の人など、クリプト界隈のいろんな人と触れ合う機会があり、そこで初めてNFTゲームの世界を知りました。

NFTゲームの世界に興味を持ち始めたタイミングで、ちょうど2022年9月の東京ゲームショウが開催されました。そこでめちゃくちゃ感動してしまったんです。NFTゲームの注目度に、その規模に。

東京ゲームショウ YGGブース

東京ゲームショウの様子 出典:Ganverse

東京ゲームショウ NFTゲームブース

賑わうNFTゲームのブース 出典:日経XTREND

今までずっとトレードをやってきた中で、仮想通貨とかNFTっていうのは、あんまり口を大にして言うものではないと思っていたんです。

仮想通貨って言うと、だいたいの場合は「詐欺?」って言われるのがオチじゃないですか。

なので、人前では言っちゃいけないものだと思い込んでいました。

ところがゲーム業界ではこんなに注目されて、地位を確立している。この事にものすごく感動したんです。

NFTゲームへの期待もこめて、ここから私のNFTゲーマーとしての活動がスタートしました。

NFTゲームは「稼げる」から「楽しい」のフェーズへ

キャプテン翼のゲーム配信をするのろいちゃん

−仮想通貨トレードとNFTゲーム。共通項が全くないわけではありませんが、活動の仕方はだいぶ違ってくると思います。最初は何から始められたのでしょうか?

NFTゲームの存在は知っていましたが、実はそれまでプレイしたことがなかったので、まずは実際にプレイすることから始めました。

最初にプレイしたのがDEA社のNFTゲームプラットフォーム「PlayMining」でリリースされている「Cookin’ Burger(クッキンバーガー)」です。

Cookin' Burger(クッキンバーガー)

出典:クッキンバーガー公式サイト

Cookin’ Burgerは本当に誰でも出来るカジュアルゲームで、試しにやってみようくらいの気持ちだったんですが、気づいたら夜な夜なプレイしていました(笑)

最初は無課金だったんですが、1週間くらい毎日遊んでいたら、「毎日プレイしているこの時間がもったいないから、いっそ課金しちゃおう」と思い、そこで初めて課金しました。

どのみち毎日ルーティンとしてやっているし、それなら課金してもいいかなって。そこからまんまとNFTゲームの沼にはまっていきます(笑)

その後、友人の紹介で「Axie Infinity」(アクシー)のイベントに初めて参加しました。オフ会みたいな感じです。

正直、行くまではアクシーってオワコン(ブームが去って流行遅れ)だと思っていたんですよ。

トークンのチャートを見れば死んでるも同然だし、みたいな。

さすがに今もプレイしているって人は少ないだろうなと思っていたんですが、いざイベントに行ったらめちゃくちゃたくさんの人が来ていて、当時は本当にびっくりしました。

しかも驚いたのが、話を聞いてみると「儲けるためにやってない」という人がほとんどだったんです。

「ああ、これはNFTゲームのフェーズが変わったんだな」と思いました。「Play to Earn」儲けるためにプレイする、じゃなくて「Play and Earn」遊びながら稼ぐに。

−NFTゲームは「儲けるため、稼ぐためのもの」というフェーズから変わった、と感じられたということですが、ゲームの面白さという観点で今のアクシーはプレイする価値はあると思われますか?

それはめっちゃ思っています!

私もアクシーは続けているんですが、大きく儲かるとは思っていません。というか、これで儲けたいとは思っていないんです。

気づいたらいつの間にか他のアクシープレイヤーと同じように、とにかく「ランク勝ちたい」というフェーズに自分もなっていましたね。

これってNFTゲームの最終形態だと思っているんです。

昨年流行ったSTEPNもそうですよね。

STEPNをプレイする目的に、「楽しいから」「歩く習慣が身につくから」という層もいれば、「とにかくSTEPNだから」という、もはや信者みたいな人もいたり、ユーザーの目的はバラバラです。

「儲けるため」ではない他のインセンティブ、これがNFTゲームに今後必要になってくるのではないかと思っています。

稼ぐためにやるという状態が続くと、トークン設計的にゲーム自体も衰えていきますし、何より自分もゲームを楽しめないじゃないですか。

そうじゃなくて、プレイしているうちに楽しいと思えてきて「これだけランクが上がった!」「大会でこんな賞金もらえた!」「とにかく楽しいからプレイしてる!」みたいな流れができた方が、運営側もユーザー側もハッピーになると思っています。

私のYouTube配信やTwitterでの発信も、「稼げる」という言葉は基本的に使っていません。

それよりも「こんなところが楽しい」「こういうところがハマる」という事を意識して発信しています。

「稼げるかどうか」というフェーズで展開しているうちは、マス層に広がらないと思います。

web2のゲームをしている人たちが感じる「楽しさ」に刺さらないといけない。

そこに刺していかないとNFTゲームのプレイ人口も増えないと思っています。じゃあどういったところが楽しいのかを伝える役割を、私が担っていきたいなと思って活動しています。

−NFTや仮想通貨を知らない人にとっては「ゲームで稼げる」ということが非常に衝撃的で、ゆえにこの点が訴求ポイントになるのかなと思っていました。でも実際はそこではなく、ゲームとしての楽しさ、魅力で刺していく必要がある、と。

ウォレットの作成やトークンの扱いをできるだけ表に出さない形でユーザーに使ってもらうのが一番いいよね、ということは界隈の人とよく話をしています。

「気づいたらウォレットを作っていた」「気づいたらトークンがたまって儲かっていた」みたいなのが理想ですね。

web3界隈のみなさん、本気でNFTゲームを広めるつもりある?

ゲーム配信をするのろいちゃん

−元々仮想通貨を触っていたということで、NFTゲームを始める際は特にハードルなどは感じませんでしたか?

基本的に問題なかったですが、1つ挙げるなら「相場観がわからなかった」というのはあります。

「ゲームで使うNFTにどれくらい課金したらいいの?これは高いの?安いの?わからん!」という印象はありましたね。

当時、ゲームのNFTが1個あたり何万円という単位で取引されるのが当たり前と知ったときは、正直ビビりました。狂った世界だなと(笑)。

これまで触ってきたゲームで「ゲームをするために数万円使った」なんていう経験、普通はないですよね?スマホゲームやスイッチのゲームで。

なので、この点はすごく高いハードルに感じましたね。

−トレードの世界では扱っているのが純粋にトークンのみで、しかもファンダメンタルやテクニカルといった分析に基づいた相場観がありますけど、ただのゲームアイテムの価格が数万円もするなんて、やっぱりおかしいと思いますもんね。

初めて遊んだCookin’ Burgerも含め、PlayMiningのゲームは無料で遊べるからいいんですが、他のゲームは最初からNFTが必要なことも多いですよね。

「まだ遊んだこともないゲームに対して、何を根拠に面白いと信じてNFTを買えばいいんだろうか」みたいな。

だからこそ、私みたいな「ゲームプレイを実際に見せてくれる」ゲーム実況者が、ユーザーには必要だと思っています。

動画を観て「面白そう」って思ってから、NFTを買ってみたらいいですしね!

−NFTゲームのユーザー層を広げるという目的においては、NFTの購入にそれなりの初期費用がかかるというのは結構なハードルになりますね。

マス層に広げたいのなら、絶対に最初は無料プレイ可能にすべきだと思っています。

そうじゃないと、web2のゲームで遊んでいる人はプレイしてくれないかな~と。

ぶっちゃけ、今のNFTゲームは、本気でweb2の人たちに広める気がないんだろうなと思います。

PlayMiningのゲームが無料で遊べるようになっているのは、始めやすさという点ですごくいいと思います。

クレジットカードでPlayMiningのゲームNFTが買えるようにもなりましたが、本気でマス層に広めていくんだという気持ちが感じられます。応援したい会社の一つです。。

−web3界隈の人はちょっと尖っているというか、本当はマス層に目線を合わせる気がないようにも見えますね。

そうなんですよ。Web3界隈の文化が出来上がってしまっているので、そこを飛び越えてマス層に広げていくのはかなり大変だなと感じます。

私もどうしたらいいのか、日々悩みながら活動していますね。

関連記事:PlayMiningのゲーム「ジョブトライブス(JobTribes)」とは? 内容や特徴、始め方や稼ぎ方、初心者~中上級者までの攻略方法を詳しく解説します。

NFTゲームでフィリピンに雇用を生み出したい

イベントで司会を務めるのろいちゃん

−そもそも論なのですが、NFTゲームのユーザーを増やし、マス層にも広げていきたいと考えるようになったきっかけは?

NFTの楽しさを広めたいというシンプルな理由もありますが、実はもう1つ理由があります。

私のお母さんがフィリピン出身で、それもあって私自身とてもフィリピンが好きなんですよね。

フィリピンって経済的に豊かな国ではないのですが、学生のころから、自分の好きな国を「貧困だ」と言われるのがとてもイヤでした。

何度もフィリピンは旅行で訪れていますが、大学生の時、貧困支援のボランティア活動のためにセブに行きました。その時に「貧困の理由は雇用がないからだ」と、現地を見て、活動を通して感じました。

この時から「とにかくフィリピンに雇用を作りたい」と考えるようになりました。

ただ、その時はどんな雇用を生み出せばいいのかイメージもついてなくて、漠然と観光業とかがいいのかな?30になるまでに起業したいなーとか考えていました。

そんな風にずっと思ってきた中、昨年NFTゲームに出会いました。

スカラーシップという制度がフィリピンで流行っており、それが雇用を生んでいることを初めて知りました。(スカラーシップ:NFT保有者が他者にNFTを貸し出してゲームをプレイしてもらい、稼いだ報酬の一部をNFT保有者に還元する仕組み)

ここから、NFTゲームをかけ合わせて雇用を生み出したいと思ったんです。、これも今の活動を始めたきっかけの1つですね。

−フィリピンに対して何か貢献したいと思った時、NFTゲームは非常にマッチしそうなジャンルですね。

そうなんです!まだ形は決まっていませんが、何かしら雇用を生んでいく仕組みを年内には作っていく予定です。

とはいえ私が「フィリピンにNFTゲーム関係の会社を作りたい!」と言い出しても、無名の自分が手を挙げたところで誰もついて来ないし、誰も見てくれないですよね。

なのでまずは、「NFTゲームといえばのろいちゃん」と言われるくらいに、みんなに私のこと知ってもらいたいなと思っています。そこから一緒に起業してくれる仲間が集まってくれたらめっちゃ嬉しいですね!

関連記事:【ジョブトライブスなど運営のDEA代表 山田氏に直撃インタビュー!】Play to Earnゲームは「誰かの役に立つことで生きがいと幸福度を最大化できる世界」を実現する

「ポイ活」好きな日本人とNFTゲームは好相性

アクシーを手に持つのろいちゃん

−NFTゲームの魅力や可能性はどんなところにあると考えていますか?

スマホとネット環境さえあれば、誰でも好きな時間に簡単にプレイできるのは魅力の1つかなと思います。

例えば、時間のない主婦、職を失った人、労働できない体の人、貧困で仕事のない人。

誰でもどこからでもゲームをプレイして「Play and Earn」できちゃいます。それって日本に暮らしていると、あまり感じにくいかもしれないけど、めちゃくちゃすごいことなんですよね。

−日本ではNintendo Switchのようなコンシューマーゲーム、あるいはPCゲームも普及しています。スマホ以外にもゲームを楽しめる媒体が充実している環境で、NFTゲームは日本で普及していくのでしょうか?

先述したように、日本で一般的な生活ができているような人には、NFTゲームのすごさがいまいち感じられないかもしれません。ですが、私は他の理由から日本人とNFTゲームは相性がいいなと思っています。

それは、ポイ活をしている人が日本にはたくさんいることです。

あの「ポチポチ作業」をイヤと思わず、ずっと続けられる人たちは、NFTゲームと絶対に相性いいと思うんですよね。NFTゲームのほとんどが隙間時間でプレイできるものです。

シングルマザーの所得を増やす試みにNFTゲームを利用しているゲームギルドもあったりします。

関連記事:【直撃インタビュー】ブロックチェーンゲームで福祉業界に革命が起きた! NFTがもたらしたのは障害者支援の「新たな選択肢」

実際、私のお姉ちゃんも懸賞にハマっているんですけど、懸賞をやるくらいならNFTゲームのほうが絶対楽しいし稼げるのになの~と思います(笑)

純粋にゲームが面白くて流行る、という動きももちろんあるとは思いますが、こういった側面からも、日本でNFTゲームは普及していくと思います。

NFTゲームの情報発信者ポジションはガラ空きです

収入にもなり始めている

−ちなみに、いま取り組まれている活動は現時点で収入につながっているのでしょうか?

最初はもちろんお金にならなかったですし、今も配信自体はお金になっていないんですが、最近はゲーム関連の企業からお仕事をいただいて報酬をもらえるようになってきました。

イベント司会のご依頼、特定のゲームについての動画配信依頼、あるいはマーケティング協力のお話などが少しずつ増えだしています。

−2022年10月から活動を始めてわずか数ヶ月で、すでに企業から案件が来るのはかなり早いですよね?

逆に、なぜ今までこういったプレイヤーがいなかったんだろうというのが不思議なくらいです。

私がこの活動を始めたのも「ゲーム内容が面白いかどうかもわからないのにNFT買うの嫌だな~Youtubeで参考になる動画ないかな~」と、思っていたことが発端です。きっと、みんなも観たいに違いないと思いました。

でも意外と、私みたいなゲーム配信者って全然いないんですよね。(儲からないからだと思いますが…‼(笑))

−以前、フィリピンで行われたアクシーの大会で優勝された日本人3名の方にインタビューした時も「プレイヤーも、それ以外のポジションもガラガラに空いてますよ」とおっしゃっていたんですが、その実感はありますか?

めちゃくちゃあります。

私はYouTuber兼 ゲーム配信者として活動していますが、女性という括りで見るとゲーム配信者はあんまりいないんじゃないですかね?、YouTuberも数えるくらいしかいません。

男性の配信者もほとんどいませんし、少なくとも動画配信者に限った話で言えばポジションはガラ空きですね。

ブログを書いている人は結構いますが、それを違う形で発信しようという人は意外に少ないです。この点、今は穴場スポットだと思います。こんなに皆毎日Youtube見てるのに!

競合は増えてほしくないなと個人的には思いますが、界隈が成長してが大きくなるためにはどんどん新しいプレイヤーが増えてほしいとも思いますね。

関連記事:【直撃インタビュー】Axie Infinity世界大会で優勝したプロプレイヤーが語る! 本気でぶつかり合う世界に出会い、人生が180度変わった3人の「アスリート」の体験談

「アクシーやってみようと思います!」の声が一番うれしい

女性人気youtuberとのコラボ配信をするのろいちゃん

−NFTゲームに関する現在の活動を始めてよかったなと思われることをお聞かせください。

アクシーのトーナメントを自分で主催した時に、参加した方からいただいた言葉が一番うれしかったですね。この活動をやっていてよかったなと思いました。

その大会はアクシー初心者向けの大会で、まだアクシーをプレイしたことがない方や、触ったことはあるけど課金はしたことがないという方が参加してくれました。

そういった人たちが「これからアクシーをやってみたくなった!」「本格的にプレイしていきたい!」と言ってくださったのがうれしかったですね。

私の活動の目的の1つを達成できているなぁと感じました。

また、動画配信をしている時に、「アクシーを初めて知った」「こんな感じのカードゲームだったことを初めて知った」と言われた時、とてもうれしく感じました。

NFTゲームやアクシーのことを知ってくれただけでも私の活動の意義があると思っているので、やっていてよかったなと思いますね。

こういう小さい積み重ねから、マス層に広げていくのが大事なのかなと思っています。

−0だった興味関心が1になった瞬間ですね。最初の1歩を見せてあげることはとても大きな意義があると思います。

それでも、ハードルは高いなぁと感じることはあります。

「web3界隈にいる、でもNFTゲームについては知らない」という人には私たちの発信は届くんですが、まだweb2の世界にいる人には全然届かないんですよね。

ここの広がりをどう作っていくかは悩みどころです。

必ずしも今はまだそのフェーズに来ているわけではないんですが、ゆくゆくはこの点も考えていかないといけないですからね。

−NFTゲームに関する活動をしていて、自分の人生変わったなと思われることは?

トレーダーをしていた頃は、人と関わる必要はなかったし、関わりたいとも思っていませんでした。

トレーダーって仲間を作る必要はないし、自分とPCさえあれば仕事できるので。

だから、人としゃべりたいとか輪を広げたいということは思わなかったんですが、NFTゲームの世界に入り、これからはいろんな人とたくさん関わりたいと思うようになってきました。

「自分の活動を通じて人に影響を与えたい」と思うようになったのは、変わった部分かなと思います。

1人でトレードをしていた時よりも明らかに充実していますし、web3の世界では魅力的な人間も多く、人と関わることで自分の世界も広がっていくのをすごく感じます。

自分の人生変わったなと思う点は、何より、大学生の時から思い描いていた「フィリピンに雇用を生み出したい!」という目標に大きく近づいたことですかね。

かつては漠然と会社を作りたいと思っていただけでしたが、NFTゲームに関わり始めたことで、その想いに肉がつき始めて、形になってきたなと。

結果が出るにはまだ時間がかかるかもしれませんが、この目標を達成するまでの活動を、ぜひこれからも皆さんに見ていただければなと思います。

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