STEPNを始めた人は、NFTシューズ1足で始めた場合であっても、月に10万円程度の新たな収入を手にしているはずです。(金額はその時のGSTに左右されると思いますが)
「月に10万円の追加収入」と聞くと、とても心が踊りますね。それはつまり、STEPNで稼げる金額は多くの人にとってそれなりに大金であることの裏返しでもあります。
そして、いざそのような大金を手にした人の中には「このお金、どうしたらいいんだろう」という新たな悩みが生まれた人も多いのではないでしょうか。
あなたが稼いだお金を最終的に何に使うか、細かな用途については一旦脇に置いておきます。
この記事では「いきなり手にしたGSTという仮想通貨、しかも大金に相当する額のお金をどのような状態で持ち続けるのが望ましいか」について考えます。
具体的には、
- GSTのまま持っておくのが良いのか
- 他の仮想通貨にするのが良いのか
- それともすぐに日本円にしてしまうのが良いのか
- 他の通貨に替えるのなら、そのタイミングは?
という内容です。手にしたGSTを正しく扱うために、ぜひ最後までお読みください。
- そもそも、どうして歩いて稼げるの?
- それって、あやしくない?
いきなり大金を手にした人の悩み
人は身分不相応な大金をいきなり手にした時、それをどう扱っていいか、意外にわからないものです。
稼ぐことにばかり意識が向くため、「この稼いだお金、どうするの?」というところまでは実際に稼いでみないと意識がいかないはずです。
しかしSTEPNは毎日続ければ続けるほど、ウォレットの中にGSTが貯まっていきます。そしてその金額が大きくなるに従い、これまで以上にGSTの値動きが気になって仕方なくなります。
投資に対する心構えや知識が十分に備わっていないにもかかわらず、いきなり大金を手にすれば誰しもそうなってしまうでしょう。
「とりあえずSOLに替えた方がいいのかな?」
「USDCって何だっけ?GSTはこのUSDCにしたらいいの?」
「GSTを日本円に換金したいんだけど、いつ日本円に戻すのが正解?」
「やっぱりGSTが値上がりしてから円に戻さないと損かな」
このような悩みばかりが湧いてきて、でも行動できず、結局GSTのまま放置。しかしGSTは値動きが激しいので、その値動きに一喜一憂する毎日を過ごす羽目になっている人も多いと思います。
このような悩みを解消すべく、以下では「投資経験がほとんどない」という人を想定して、あなたが稼いだGSTをどう扱うべきかを考えていきましょう。
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どの通貨に交換すべきか?あるいは交換すべきではないのか?
STEPNユーザーの方はご存知の通り、GSTはかなり値動きが激しい銘柄です。
仮想通貨自体が他の金融商品に比べて価格の変動が激しいと見なされがちですが、ビットコインさえGSTに比べれば値動きは穏やかです。
このGSTを毎日稼ぎ続けるわけですから、保有量が増えていくほど、値動きが気になって夜も眠れなくなります。
「稼いだGSTをどうしていいかわからず、GSTのまま持っているんだけど、いきなり価格が暴落しないか不安で仕方ないよ」
そのような人はまずSTEPNアプリのウォレットの画面を開いてみましょう。なお、ここではユーザー数の多いSolanaチェーンを使うことを前提に話を進めます。
STEPNのアプリ内で扱える仮想通貨は以下の4種類です。
- SOL(Solanaチェーンの仮想通貨)
- GST(STEPNで稼げる仮想通貨)
- GMT(STEPNのガバナンストークンの役割を持つ仮想通貨)
- USDC(ステーブルコイン:米ドル価格に連動した仮想通貨)
これらは外部の仮想通貨取引所を介さず、アプリの中だけで交換が可能です。そしてこの中で1つだけ、値動きが常に安定している通貨があります。
それはUSDCです。
USDCの価格は法定通貨の米ドルに連動しており、ほぼ一定に保たれています。USDCのように法定通貨の価値に連動した仮想通貨をステーブルコインと呼びます。
ステーブルコインは仮想通貨としての機能を持ちつつ、一般的に仮想通貨が持つ「激しい値動き」という特徴が排除されています。
つまり、USDCを持つことは「法定通貨であるドルで貯金をしておく」のと同じような意味合いを持ちます。
普段、日本円を使っているわたしたちには「ドルを保有するって、あまりイメージがわかなくて不安」と思うかもしれません。
しかし、あくまで国が発行している一般的な通貨を持つのと同じですから、日本円を貯金するのと意味は変わりません。
さらに、今は円安が急速に進んでいるため、日本円を持つ代わりにUSDCを持っておけばわずかながら資産が増えることさえあります。
投資に慣れている人は稼いだGSTをビットコインやイーサリアムなど、自分の好きな通貨にしたり、ガバナンストークンであるGMTにしたりするなど、いくらでも取れる手段はあります。
しかし、投資に慣れていない人がまず最優先で考えるべきは「資産を守ること」です。その点、USDCは法定通貨を持つのとほぼ同義であるため、安定性は抜群です。
稼いだGSTをどう扱うべきかわからないまま、毎日GSTの量が増えていくことに耐えられない人は、とりあえずUSDCにしておくことをオススメします。
関連記事:【STEPN】GST、GMTが下がりっぱなしでツライ… 運営の施策から今後のGST、GMTの値動きを予想(そこまで悲観する必要はない)
GSTをUSDCに替える頻度は?
では実際にGSTをUSDCに替える頻度はどのくらいがよいのでしょうか?
これについては、
「とりあえず稼いだら毎日全額をUSDCにする」
「週1でUSDCにする」
このように、自分なりのペースを決めてUSDCにしてしまうのがよいでしょう。
ただし、以下のようなケースもあります。
「週1で替えようと思っていたけど、1週間分のGSTをそのまま持ち続けるのは耐えられない。1週間毎日STEPNを続けたら、相当な額のGSTが貯まる。それをGSTのまま持ち続けると、どうしてもGSTの値動きが毎日気になってしまう」
こういった方は、週1回ではなく3日に1回など、こまめに換金するのも決して悪くありません。
わたしはSTEPNを始めた当初は「自分のメンタルがGSTの値動きに耐えきれないくらいの金額が貯まってきたらUSDCに替える」というルールにしていました。
その結果、最初は3日おきにUSDCにしていましたが、今では1週間以上GSTのまま持ち続けることもあるくらい、ある意味ではメンタルも鍛えられてきました。
あるいは「今持っているGSTの半分だけをUSDCにする」ということもありました。
「GSTの価格が暴落したら嫌だから早くUSDCにしたい。でも万が一GSTが暴騰した時に全額USDCにしてしまっていたら、それはそれでもったいない」
人間は欲深いもので、どうしてもこのような発想になってしまいます。
そこで、今持っている半分をUSDCに替え、残り半分をGSTのままにしておくという作戦を取ることもあります。
これならば、GST価格が上がっても下がっても、その影響を受けるのは保有しているGSTの半分だけということになるため、自分のメンタルも安定します。
関連記事:今「STEPN」をやるなら「Walker」シューズを選ぼう! 経験談ですが、「Jogger」を使うとだんだんSTEPNをサボりがちになってしまいます。
まとめ
仮想通貨投資に慣れていない方は、とにかく自分の資産を守ることを最優先に考えるべきでしょう。
その際、稼いだGSTはUSDCにしておくのが理想です。
また、USDCに換金するペースは「毎日」「週1回」など、まずは機械的なルールを設けることをオススメします。
その上で、期間の長さを調整したり、あるいはわたしのように自分のメンタルに合わせて都度調整したりできるようになれば、それでもよいかもしれません。
せっかく稼いだ資産を失うことがないように、注意しながらSTPENに取り組んでいきましょう。