STPENが爆発的に人気になってから、歩いて稼げるMove to Earn(M2E)のサービスがいくつも誕生してきました。

Aglet、STEP、DEFYなど、すでに10種類以上のM2Eサービスが存在しており、情報を追いかけることに必死な方も多いのではないでしょうか。

その中で、「Move to Earn×GameFi」で知られているのがGenopets(ジェノペッツ)です。

ジェノペッツが他のM2Eサービスと異なる点は「GameFi」の部分です。つまり、歩くことだけではなく、ゲームで遊ぶという要素をかけ合わせて仮想通貨を稼ぐ設計になっています

この記事では、ジェノペッツのゲーム性の部分について詳しく解説すると共に、それを踏まえてどんなタイプのユーザーがジェノペッツに向いているかを考察します。

  • 遊んで稼げるってどういうこと?
  • それって、あやしくない?


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むけ

Play to Earnってなに?
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リンク先:https://nftimes.jp/2022/08/play-to-earn/

ジェノペッツに向いている人

ジェノペッツに向いている人は?

結論から言うとジェノペッツは「ゲームシステムを理解し、複数の要素を使いこなせる人」に向いていると言えます。

M2Eの代表であるSTEPNと比較してみましょう。

STEPNはNFTスニーカーのレベルアップやステータスの育成など、多少のゲーム要素はあるものの、基本的にやるべきことは「NFTスニーカーを保有して歩くこと」だけです。

これに対し、ジェノペッツは「GameFi」の部分にも重きが置かれています。ゲームの仕組みを理解し、常に「より稼ぐために今何をすべきか」を考えることが求められます

このことを理解するために、ジェノペッツで稼げる仕組みから見ていきましょう。

関連記事:Genopets(ジェノペッツ)は本当に将来性ある? 運営会社や出資状況などから分析してみた

ジェノペッツの概要

出典:ジェノペッツ公式サイト https://www.genopets.me/

ジェノペッツはSolanaチェーンで展開されるMove to Earnのプロジェクトです。

STEPNではスニーカーのNFTを購入し、それを保有した状態で歩くことでトークンを稼ぐことができましたが、ジェノペッツで稼ぐ際も同様にNFTを用います。

ジェノペッツではモンスターがNFT化されており、育成したり対戦したりすることでトークンを稼ぐことができます。

また、STEPNと異なり無料でプレイすることもできるため、STEPNの初期コスト(NFTスニーカーの購入費用)が高くて手が出せなかった人も参入しやすい仕組みになっています。

ゲーム内にはGENEとKI、2種類のトークンが存在します

GENEはジェノペッツのガバナンストークンで、すでにFTXやバイビットなどの取引所に上場しています。GENEを保有することでジェノペッツの機能などについて投票することができます。

また、GENEをステーキングすることで後述するKIトークンを得ることができたり、GENEで一部NFTが購入できたりするなど、用途は様々です。

もう1つのKIはユーティリティトークンであり、ゲーム内で稼ぐことができるのはこちらです。KIはジェノペッツの育成や、NFTの購入に使われます。

関連記事:【Genopets(ジェノペッツ)】の特徴と始め方を解説 モンスター育成+Move To Earn(動いて稼ぐ)のNFTゲーム

ジェノペッツで用いられるNFTの種類

次に、ジェノペッツのゲーム内で用いられるNFTについて解説します。ジェノペッツでは、モンスターのNFTも含めて実は以下3種類のNFTが使われます。

  1. ジェノペッツNFT
  2. ハビタットNFT
  3. クリスタルNFT

まずはこれらについて簡単に解説します。

1. ジェノペッツNFT

ジェノペッツNFT

ゲームのメインの存在であるモンスターのNFTです。ゲームを開始してから性格診断のようなものがあり、その結果によってもらえるジェノペッツNFTが変わります。

ジェノペッツを自分のスマートフォンのヘルスケアアプリと連動させることで、歩数を経験値に変換してジェノペッツNFTを育てることができます。

関連記事:「ジェノペッツ(Genopets)」とは無料でペットと歩いて稼げるゲーム 始め方やウォレットを解説

2. ハビタットNFT

ハビタットNFT

ハビタットNFTはメタバースの土地のような概念であり、この土地の中にジェノペッツが生息することになります。

このハビタットNFTが果たす役割は重要です。ジェノペッツでは歩くことでKIトークンを稼ぐことができますが、そのためにはこのハビタットNFTを保有していることが必要です。

ハビタットNFTはNFTマーケットプレイスで購入できるほか、ゲームを進める中で集めたアイテムなどを使って作成することができます。

また、ハビタットNFTはスカラーシップ制度のように貸し出すこともできるようです。

このように、ゲームの中でKIを稼ぐことに直結するのがハビタットNFTであり、KIを稼ぐことを目的とするならば必ず手にする必要があります。

ちなみに無料でジェノペッツを始めた方は、手元にハビタットNFTがない状態でスタートすることになります。

このようなプレイヤーは、まずは歩いてジェノペッツを育成し、バトルに勝利してトークンを稼ぐ必要があります。

その後、稼いだトークンを用いてハビタットNFTを購入することで、ようやく歩いてKIトークンを稼げるようになります。

関連記事:【STEPN×ゲーム性】Genopets(ジェノペッツ)のゲーム性と稼ぎ方を解説 無課金でも稼げる

3. クリスタルNFT

クリスタルNFT

クリスタルNFTはGENEやKIを使って作るNFTです。これは他のプレイヤーとの対戦や、ジェノペッツを育てて進化させるときに有利な効果があると言われています。

ジェノペッツでの基本的な稼ぎ方

ハビタットNFTを保有した状態で歩き、KIトークンを稼ぐのがメイン

ジェノペッツでトークンを稼ぐメインの方法は、ハビタットNFTを保有した状態で歩き、KIトークンを稼ぐことです。

ハビタットNFTがない場合、ジェノペッツの育成に必要な経験値は得られますが、トークンを得ることはできません。

また、異なる稼ぎ方としてNFTを売買する方法もあります。これはSTEPNでNFTスニーカーを売却するのと同じように、育てたジェノペッツを売って儲けを得ることができます

そして、これはかなり先のことになるかもしれませんが、スカラーシップを利用して稼ぐこともできます。

関連記事:Genopets(ジェノペッツ)が将来有望なこれだけの理由 Web3.0のデジタルペットに

まとめ

ゲームを楽しめる人なら向いている

ジェノペッツのゲーム性の高さが理解できたでしょうか。

STEPNと比べても、ジェノペッツの仕組みは複雑です。STEPNにもスニーカー以外にGEMという要素はありますが、最悪GEMはなくても構いません。

ところが、ジェノペッツの場合は「ジェノペッツ」「ハビタット」「クリスタル」と3種類のNFTについて理解し、使いこなす必要があります

しかも、無料でプレイする場合はモンスターに入る経験値は稼げても、肝心のトークンは稼げないという仕組みになっています。これらを踏まえると、やはり「ゲーム」の一種である感は否めません。

「難しいことはいいから、とにかく歩いて稼ぎたい」という人や、「ゲーム自体があまり得意でない・好きではない」という人が、STEPNと同じ感覚で取り組むにはややハードルが高いかもしれません。

一方、ジェノペッツのゲーム性を理解して取り組める人にとっては、稼ぐ手段としてはもちろんのこと、純粋にゲームとして楽しめる可能性もあります

ぜひこの記事を参考に、みなさんの好みや嗜好にあったM2Eサービスを探してみてください。