画像元:わふくジェネ公式Discord
2022年8月も「BOSO TOKYO」、「CryptoMaids」、「META KAWAII」など多くのジェネラティブNFTコレクションが販売され、話題に上がりました。
2022年初頭に比べると、本当に多くのNFTコレクションが誕生し、NFTを楽しむ人が増えてきています。
一方で、NFTコレクションの供給過多ともいわれる最近の市況の悪さにより、完売できなかったり、発売後にミント割れ(2次流通の販売価格が初期販売価格を下回ってしまうこと)を起こしてしまったりするNFTコレクションも増えてきました。
売り手にとっても買い手にとっても、NFTコレクションの価値を改めて考えるターニングポイントになっています。
そんな冬の市況の中、日本のNFT界では最も有名なインフルエンサーの一人、イケハヤ氏(https://twitter.com/IHayato)にも猛プッシュされ、販売前のイベントも大盛況で、コミュニティも活発に交流が行われているNFTコレクションが存在します。
それが「Crypto WAFUKU Generative ’22(通称、わふくジェネ)」です。
この記事ではわふくジェネの概要とその魅力、そして現在の入手方法について解説していきます。
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わふくジェネの概要
画像元:わふくジェネ公式Discord
和服×女の子×音楽×エモさを持ったNFT
世界観のテーマが「Summer Emotionality」となっており、和服をまとった女の子が描かれた、夏の情緒あふれるNFTとなっています。
さらに、わふくジェネではひとつひとつのNFTに音楽データも付いてきます。
日本のジェネラティブNFTコレクションの中では音楽を付けるということは珍しい試みで、こちらも注目されています。
また、PFPに特化したファッションNFTというコンセプトも設定しており、プロフィール画像として好きなものを設定するという楽しみ方の他に、販売後に様々なギミックを搭載予定であることも発表されています。
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リビールなし!発行総数1万点、価格は無料、0.001ETH、0.003ETHの三段階で販売
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わふくジェネでは販売を以下の3段階に分けています。
・フリーミント(プレセール第1弾)
発売日:8/28(日) ※開始時間調整中
価格:無料
枚数:1,000枚
発行上限枚数:10枚
・ホワイトリスト(プレセール第2弾)
発売日:8/28(日) ※開始時間調整中
価格:0.001ETH(230円前後)
枚数:5,667枚
1人当たり発行上限枚数:10枚
・エモティックセール(通常販売)
発売日:8/28(日) ※開始時間調整中
価格:0.003ETH(700円前後)
枚数:1,000枚(予定)
1人当たり発行上限枚数:5枚
1万点の発行数のうち、7,667点が販売され、残りの約23%となる2,333点が運営保有分となります。
現在はすべての初期セールの応募を締め切っているため、購入権を持たない方は2次流通での購入を検討しましょう。
上記の購入権の中でも、フリーミントの権利は、特定のNFTコレクションを保有することでゲットすることができました。
これはよく見られるパターンで、ジェネラティブNFTコレクションの発売時には、そのプロジェクトのファウンダーやクリエイターが先に発売している1点もののNFTコレクション(通称、親コレクション)を持っている人に感謝の意味を込めて、優先購入権を配布することがあります。
それ以外の、ホワイトリストセール、エモティックセールの権利獲得について、かなり特徴的な方法をとっており、ここもわふくジェネが注目される1つの要因となりました。
詳細は後述します。
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わふくジェネの魅力・注目ポイント
画像元:わふくジェネ公式Discord
クリエイター兼ファウンダー、WAFUKUさん
クリエイター兼ファウンダーはWAFUKUさんです。
NFTクリエイターとしても第一線で活躍されていて、「Crypto”WAFUKU” NFT」を手掛けており、記事執筆時点での総取引量が約22ETH、フロア価格が1.5ETH以上の人気コレクションとなっています。
WAFUKUさんTwitter:https://twitter.com/CryptoWAFUKUNFT
Crypto”WAFUKU” NFT公式ウェブサイト:https://www.cryptowafukunft.com/
Discordコミュニティ:https://discord.gg/RPHKqx2y
画像:Crypto”WAFUKU” NFTOpenSeaページ
イケハヤ氏の援護
日本のNFT界では最も有名なインフルエンサー、イケハヤ氏(https://twitter.com/IHayato)が「わふくジェネしか今月は勝たん」と発言し、大きな話題となりました。
今の日本の冬の市況でも、しっかりとマーケティング活動を行い、イベントも多数企画し、コミュニティや作品の完成度も高いからこそもらえる太鼓判です。
イケハヤ氏、Twitterスペース:https://twitter.com/IHayato/status/1558032066943799296
関連記事:【私も当選しました!】初心者向けのNFT「CNPR」はどのようなコレクションなのか? どうやったら買えるのか? 初心者目線でわかりやすく解説します
あえて複雑にしたホワイトリスト入手方法
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bot対策とコミュニティの盛り上がりを作るため、パブリックセールを廃止し、さらにホワイトリストとエモティックセールの権利をゲットする手順をいくつも設けていました。
フリーミント対象となる特定のNFTコレクションを持っていない人は以下のような条件を達成し、合計点数が3点以上になると、ホワイトリストがゲットできるというルールとなっていました。
・Discordの参加(必須条件)
・夏エモ祭りイベントの参加(必須条件)
・Discord上でのユーザー登録(必須条件)
・Discord早期参加者(1点)
・わふくジェネの魅力をツイート(1点)
・AMAでの事前質問が採用(1点)
・AMA中、リアルタイムで質問が採用(1点)
・Twitterスペースへ3回参加(1点)
・コンテンツ投稿(3点)
・ファンアート作成(3点)
・アイディア投稿(1点)
エモティックセールへの参加権は、上記のうち、夏エモ祭りの参加と事前のユーザー登録のみで入手可能となっていました。
企画や集計をする運営側も大変ですが、この地道な努力を経て、プロジェクトの販売前に大きな注目を集めることができました。
コミュニティ作り、ファン作りはコレクション運営では必須の要件となっています。
わふくジェネほどの規模ではなかなか難しいかもしれませんが、今後多くのジェネラティブNFTコレクションでも、短期トレードをする層を減らし、コミュニティのファンとなってくれる層を厚くし、熱狂を作り出すために、ホワイトリストの入手方法は複雑化されていくことが予想されます。
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ホワイトリストやエモティックセール参加権を持っていない人は2次流通を狙おう
画像元:わふくジェネ公式Discord
現在は初期販売の応募は締め切られています。
そのため、どうしても購入したい場合は8/28(日)に2次流通でOpenSeaに並ぶのを待ちましょう。
販売後「少し待つ」ことで割安に買えることもある
私自身、30個以上のプロジェクトを購入していく中で、例外もありますが、販売後の流れで共通していることがあります。
それは、販売直後に価格が急騰し、徐々に上下しながら価格が下がっていき、ある点で底打ちとなり、しばらくの間はその価格帯付近での売買が続く、といった流れです。
実際に購入しなくてもいいので、いろいろなプロジェクトの販売直後の動きを観察し、どのような価格で推移しているのかをみるのも、とてもいい勉強になります。
あくまで上記は筆者の個人的な見解なので、投資はDYOR(Do Your Own Research)でお願いします。
販売後のギブアウェイ企画にも応募してみよう!
人気のジェネラティブNFTコレクションは、販売後にGiveawey企画を実施していることが多いです。
Twitterでフォローとリツイートすることが条件になっているものが多いので、簡単に参加できます。
抽選のため確実ではないのですが、当たればNFTがもえら、参加にもほとんど手間がかからないので、オススメです。
NFTが冬の時代だからこそ、プロジェクトの地力が試されます。ここを勝ち抜く力がわふくジェネにはあると期待しています。
あなたもわふくジェネをコレクションの1つに加えて、プロフィール画像に設定して、NFTを実際に体験して楽しんでみませんか?
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